Monday, March 30th, 2020

FIND THE PERFECT WATCH

日本橋三越で見つける技巧派時計

text norio takagi photography jun udagawa event photography tatsuya ozawa
issue10

ヒストリーク・コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ 1955最外周にタキメーターを配したシルバーのダイヤルに、ブルーのクロノグラフ秒針が映える。裏側に姿を見せる自社製ムーブメントは、クロノグラフ機構を司るアームなどの造形にまで気を配り入念に手仕上げされている。パティーヌ仕上げのカーフストラップは、ミラノのレザーグッズメゾン「セラピアン」製。手巻き、SSケース、38.5mm。¥4,200,000 Vacheron Constantin / Nihombashi Mitsukoshi(日本橋三越本店 Tel.03-3241-3311)

VACHERON CONSTANTINヴァシュロン・コンスタンタン幻の1955年製モデルを、現代的に再解釈 1755年にジュネーブで創業したヴァシュロン・コンスタンタンは、一度も途切れることなく現代に至った最古の時計メゾンである。

 精巧である上に、美も重んじるジュネーブ・スタイルの継承者として、外装とムーブメントに伝統的な手仕上げを施してきた。

 トゥールビヨンやミニッツリピーターといった複雑機構を自社で作れる高い技術力を有し、同時にデザインでも独創性を発揮。このクロノグラフは、メゾンの優れた創造性から生まれた歴史的タイムピースを規範とした「ヒストリーク」コレクションからの1本である。

 外装を大きく特徴づけるのは、牛の角を思わせる大型ラグ。ケースを宙に浮かべるように支えるラグの豊かな造形美とクリーンなダイヤルとが対比され、精緻なクロノグラフ機構がより際立つ。

本記事は2020年3月25日発売号にて掲載されたものです。
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THE RAKE JAPAN EDITION issue 33

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Contents

<本連載の過去記事は以下より>

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