Monday, March 30th, 2020

FIND THE PERFECT WATCH

日本橋三越で見つける技巧派時計

text norio takagi photography jun udagawa event photography tatsuya ozawa
issue10

ドッペル フェリックスふたつの経過時間を計れるスプリットセコンド・クロノグラフは、リチャードがIWC時代から得意としてきた複雑機構。モノプッシャー式をベースにしたメカニズムを持つモデルは、時計界全体から見ても極めて希少だ。外周にテレメーターが配されたダイヤルには、スリムな時分針が組み合わされ、クラシカルな雰囲気が醸し出されている。手巻き、SSケース、42mm。¥1,100,000 Habring2 / Nihombashi Mitsukoshi(日本橋三越本店 Tel.03-3241-3311)

HABRING2ハブリング・ツーオーストリアで育まれる精巧で独創的なメカニズム ハブリング・ツーの時計はどれも、2004年にオーストリア・フェルカーマルクトに誕生した小さな工房で手作りされている。

 年間生産本数は、わずか200本。希少性の高さとバランスが取れたデザイン、そして精巧なメカニズムはコレクターの間で評価が極めて高い。

 工房を率いるのは、IWCやA.ランゲ&ゾーネで技術顧問を務めた独立時計師リチャード・ハブリングと妻のマリア・クリスティナ。

 本作は、2017年に権威あるジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリで小さな針賞に輝いたスプリットセコンド・クロノグラフのひとつである。右上のボタンひとつでクロノグラフを、左上のボタンで第2のクロノグラフ秒針を操作できる設計。独創的なメカニズムが、愛好家の琴線に触れる。

本記事は2020年3月25日発売号にて掲載されたものです。
価格等が変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

THE RAKE JAPAN EDITION issue 33

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Contents

<本連載の過去記事は以下より>

日本橋三越で見つける本格時計

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