Monday, March 30th, 2020

FIND THE PERFECT WATCH

日本橋三越で見つける技巧派時計

text norio takagi photography jun udagawa event photography tatsuya ozawa
issue10

フォーブル・ド・クラコヴィ タオムーブメントは、毎秒10振動のハイビート設計。クロノグラフ秒針の先端をレッドに染めて白いダイヤルに浮き立たせ、緻密な運針を際立たせた。レーシング・クロノグラフで多用される白黒パンダ・ダイヤルに、ローマ数字インデックスとフルール・ド・リス(アヤメ)の時分針がクラシカルな気品を添える。自動巻き、SSケース、41.5mm。¥4,150,000 Czapek / Nihombashi Mitsukoshi(日本橋三越本店 Tel.03-3241-3311)

CZAPEKチャペック伝説の時計師の名を継ぎ、外装と機械に技術の粋を注ぐ ブランド名は、パテック フィリップの前身となるパテック チャペックの創業者に由来する。後にナポレオン3世のお抱えにもなった伝説の時計師の名が、2013年に蘇った。

 最高の技術を持つサプライヤーと手を組み、時計史に輝く高名を継ぐにふさわしい上質なモデルを展開。

 例えばこのクロノグラフのムーブメントは、実力派のヴォーシェ・マニュファクチュールが手がけている。

 そして豊かなニュアンスを浮かべるダイヤルは、燃えさかる炎の中で焼き上げる伝統的なグラン・フー・エナメルの名手ドンツェ・カドラン製。

 名だたる高級ブランドが厚い信頼を寄せる2社が、ひとつの時計で共演を果たした。時分針は古典的スタイルを踏襲し、創業者が生きた時代も写し出す。

本記事は2020年3月25日発売号にて掲載されたものです。
価格等が変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

THE RAKE JAPAN EDITION issue 33

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Contents

<本連載の過去記事は以下より>

日本橋三越で見つける本格時計

日本橋三越で見つける 実力派時計