Thursday, December 19th, 2019

NEO TRADITIONAL GAZATTEER
RAKISH TOKYO GUIDE vol.9
ザ・レイクの東京案内

DUNHILL GINZA HOME ダンヒル銀座本店
ワクワクが詰まった紳士の館世界3店舗のみの「ホーム」

ダンヒル銀座本店でオススメしたいのが、スーツと鞄のビスポークだ。
ともに本場英国の自社工房で作られる、至高の逸品である。
photography setsuo sugiyama text yuko fujita
 ダンヒル銀座本店は、ロンドンのボードンハウス、上海のツインヴィラと並ぶ、世界に3店舗しかない「ホーム」と呼ばれるダンヒルの中でも特別なブティックのひとつである。

 圧巻の品揃えの筆記具やカフリンクスなどのアクセサリー類、パイプやライターなどの喫煙具、さらには麻雀やバックギャモンといったゲームに至るまで、さまざまなこだわりのアイテムが揃えられている。

 同店では鞄のビスポークも可能だ。まず予約を入れて来店し、デザインを詰めてそれを本国に伝える。2週間~1カ月後にラフスケッチが送られてきて、そこでクライアントのOKが出れば、サンプル製作に取りかかり、約2カ月後にサンプルが届く。

 そこから修正を加えて本製品の製作に入るというシステムで、納期は約半年。こちらはロンドンの郊外ウォルサムストウの自社工房で作られており、特にサドルレザーの製品は世界でトップクラスのクオリティを誇っていると評判だ。

 同工房製の鞄や革小物は「トラディション」というシリーズ名で、既製品も世界3店舗のみで展開されている。知る人ぞ知る逸品である。

 ロンドンのボードンハウス内のワークショップ内でヘッドカッターのマーティン・ニコルズのもと仕立てられるスーツのビスポークにも目を向けたい。

 銀座本店にはサヴィルロウのテーラーで修業を積んだ、知識の豊富なビスポークのスペシャリストが常駐しており、さまざまな相談に乗ってくれる。東京で本場ブリティッシュテーラーリングをビスポークできる、数少ないブティックでもあるのだ。こちらは2回の仮縫いを経て約半年で完成する。

 予約必至のバーバーほか、英国紳士が集まるクラブを彷彿とさせるバー(2F)とラウンジ(3F)も設けられており、バーとラウンジともに深夜24時(日曜は22時)までオープンしている。ここは3フロアトータルで楽しめる、紳士の館なのである。

DUNHILL GINZA HOME
東京都中央区銀座2-6-7
TEL. 03-3562-1893
営業時間:11:00~20:00(日曜~19:00)
無休
dunhill.jp

本記事は2017年5月24日発売号にて掲載されたものです。
価格等が変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

THE RAKE JAPAN EDITION issue 16

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