THE OMEGA SPEEDMASTER: THE SARTORIAL CHOICE

オメガ スピードマスター
装いとしての選択肢

January 2020

 

 依頼の結果、“メンズテーラーリング界の革新者たちに選ばれる時計は、スピードマスターである”という私の考えを不動のものにした。ミリタリーおよびワークウェアの美学をテーラーリングと融合させる東京のメンズウェア・ショップ「ブライスランズ」のイーサン・ニュートン氏や、「アーモリー」の共同創設者であり、モダンな都会的ダンディズムの新時代を独力でもたらしたマーク・チョー氏、そしてストリート・スタイルのフォトグラファーのカール-エドウィン・ゲール氏や、海兵隊員からファッションフォトグラファーに転身したロバート・スパングル氏。スピードマスターがそれぞれの人物と鮮やかな本物のつながりを築いている光景は、まさに眼福であった。

 

 テーラーのロレンツォ・チフォネリ氏、伊・プーリア州を拠点とする「シャマット」のニコラ・リッチ氏、そして靴作りの世界で我が道を行く「バルバネーラ」の創立者、セルジオ・グアルディ氏も、各々が時計と自身のスタイルのビジョンを自然かつ完璧に調和させていた。ミラノのファッショニスタで、スピードマスターのコレクターであるアレッサンドロ・スクアルツィ氏や、「The Bespoke Dudes」の開設者であるファビオ・アッタナシオ氏のようなイタリアのスタイルアイコンも、自身の魅力、溢れんばかりの情熱、輝くような気品をこの集いに添えてくれた。

 

 さらにヨハネス・ヒューブル氏、スペインの売れっ子モデルで俳優のアンドレス・ヴェレンコソ氏が、茹だるように暑いフィレンツェでの撮影でも、フォーシーズンズ ホテルの庭園でご一緒した牧歌的なディナーでも、颯爽とした落ち着きある姿で注目を集めた。ディナーでは、世界最高峰の時計コレクターであるアウロ・モンタナリ(別名ジョン・ゴールドバーガー)氏が、世界最高級に希少なスピードマスターを身に着けて、サプライズゲストとして登場したのだった。

 

 

フィレンツェのフォーシーズンズ ホテルの庭園にて。 左から:アウロ・モンタナリ氏/アウロ・モンタナリ氏が所有する希少なスピードマスター/アレッサンドロ・スクアルツィ氏/セルジオ・グアルディ氏。

 

左から:THE RAKEのファウンダー、ウェイ・コー(筆者)の腕元/ロレンツォ・チフォネリ氏/互いのスピードマスターを見せ合い語らった。

 

 

オメガ スピードマスターとその世界について、さらに知りたい方は、こちらをクリック。

 

それぞれが語る「オメガ – 私の選択」は下記リンクにて公開中。

Vol.1…マーク・チョー

Vol.2…カール-エドウィン・ゲール

Vol.3…イーサン・ニュートン

Vol.4…ヨハネス・ヒューブル

Vol.5…セルジオ・グアルディ

Vol.6…アレッサンドロ・スクアルツィ

Vol.7…ロバート・スパングル

Vol.8…ファビオ・アッタナシオ

Vol.9…ロレンツォ・チフォネリ

Vol.10…アンドレス・ヴェレンコソ

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