OMEGA: MY CHOICE - KARL-EDWIN GUERRE

オメガ――私の選択
Vol.2カール-エドウィン・ゲール

Friday, June 21st, 2019

好奇心旺盛なメンズウェアのストリート・フォトグラファー、カール-エドウィン・ゲールが、

ラグジュアリー・ウォッチブランド、オメガについて語った。

それは彼の父を思い起こさせるものだという。

 

 

 

 

 カール-エドウィン・ゲールの哲学は、ストリート・スタイルは驚きの連続だということだ。そして彼の撮影するストリート・スナップは、彼自身のセンスを反映している。そんな彼のセンスと情熱は、彼を世界的に有名なファッショニスタの一人へと押し上げた。スーツスタイルのクラシックな男たちを撮影させれば当代随一なのだ。

 

 時代を超越した、独自のスタイルを追求しているという点で、彼はオメガの時計にとっても理想的なアンバサダーなのだ。

 

——あなたのオメガのストーリーを教えて下さい。

 

「1960年代後半、私の父は祖国ハイチを離れてアメリカに引っ越しました。彼はハイチで工学を学びましたが、ここアメリカで再び学校に行かなければなりませんでした。最初の仕事に就き、彼が自分で買った最初の高級品が、オメガの腕時計だったのです。数年の間、彼は腕時計を大切にしていました。しかし、ある夜、ニューヨークの地下鉄に乗っているとき、彼はうとうととしてしまい、降りるべき駅を寝過ごしてしまいした。そして目が覚めたとき、彼の腕に時計はなかったのです。当時のニューヨークはとても絶望的な街だったのです・・。父はいつもその時計について話をしていました。私はそれを見たことがありませんでしたが、私も同じようなものを着用したいと思いました。私の目標のひとつは、オメガの時計を購入して父にプレゼントすることでした」

 

 

 

 

——あなたの腕時計は、何が特別なのですか?

 

「この時計は私の父の時計と似ているのです。私の時計は、デ・ヴィル トレゾア マスター コーアクシャル 40mmです。これは時代を超越した、古典的かつ現代的で、強くて洗練された時計です」

 

——あなた自身のスタイルとは、どういったものですか? またそれはどのように変化してきましたか?

 

「私の個人的なスタイルはカジュアルでありながらエレガントであるというものです。上品なテーラーリングの文化と反抗的なジャズの精神が調和したものです。決まったルールはありません。フィーリングとエモーションがすべてです。しかしそれらは、知識と経験にも根ざしているのです」

 

——あなたが紳士服とファッションの現状について、何かひとつを変えられるとしたら、何をしますか?

 

「私は紳士服のさまざまな側面を見せ続けたいと思います。私は世界のいろいろな場所から、ビジュアルを届けている写真家です。旅行をしたくてもできない人や、経験のない人、センスが磨かれていない人に向けて、多くの具体的なメンズウェアの事例を伝え続けたいと思っているのです」

 

 

 

 

——あなたがもし月世界に行くとして、たったひとつ洋服を持っていくとしたら、何を選びますか?

 

「正直なところ、洋服よりもアクセサリーのほうが重要ではないでしょうか?私は定番の時計、帽子、そして私の指輪を持って行くでしょう。これらは私にとって重要な意味を持ちます」

 

——あなたにとって“レイキッシュ”とは、どういうことでしょう?

 

「私にとって“レイキッシュ”な男性とは、とても調和の取れたイメージです。表面的に素敵な服を着ているだけでなく、機知に富み、創造的で、そして洗練された知性の持ち主です。いつも成長し、決して停滞することのない存在です」

 

——無人島に取り残されるとして、あなたが選ぶ3つのアイテムは何でしょうか?

 

「パナマ帽、サングラスと私のお気に入りの作家、ハリール・ジブラーンの本を持っていくと思います」

 

——あなたがひとつ超能力を持てるとしたら、どんな能力がいいですか?

 

「タイムトラベルできる能力です。私は歴史の誤りのいくつかを文書化し、正す機会を得たいと思います」

 

——レイキッシュな男に欠かせないものとは?

 

「レイキッシュな男は、自分自身を表すもの、トレードマークとなるようなものを持つべきだと思います。私の場合は、つば広の帽子と美しいペン、そしてストーリー性を持つ時計……一緒に人生を歩んで行けるような1本の時計です」