OMEGA: MY CHOICE - SERGIO GUARDÌ

オメガ – 私の選択 Vol.5
セルジオ・グアルディ

Tuesday, August 27th, 2019

シューズ・ブランド、バルバネーラの創立者セルジオ・グアルディは、

ヴィンテージを基本とした独特のスタイルで知られている。

彼のオメガへの愛は、彼自身のカルチャーに根ざしたものだ。

 

by THE RAKE

 

 

 セルジオと弟のセバスティアーノが率いるイタリアのシューズ・ブランド、バルバネーラは、今日最も人気のあるメンズ・ブランドのひとつといえる。2011年、ブランド設立時にリリースされたシンプルなコレクションは、まさにマーケットが求めていたものだった。以来、兄弟はロック・ミュージック、ノンシャランでボヘミアンのようなライフスタイル、サルトリア的なメンズ・ファッションを融合することを追求してきた。そこには、いつも“過去=ヴィンテージ”への尊敬がある。だからこそセルジオは、いつもオメガのファンであったのだ。

 

———あなたのオメガのストーリーを教えて下さい。

 

「私のオメガとオメガのストーリーが始まったのは、ずいぶんと昔のことです。私はまだ10代で、2人の超クールな年上のいとこがいました。1960年代生まれの彼らは60年代と70年代のスタイルに通じていました。ひとりはベースプレイヤーで、イタリアにおけるハーレーダビッドソンの最初のオーナーのひとりでもありました。もうひとりのほうは、アメリカン・マッスルカーや、1950年代のヴィンテージ・ジュークボックス、ピンボールマシン、家具など、往年のアメリカのものに夢中でした。そしてふたりとも時計が大好きだったのです。ある日、ふたりは月に着陸した最初の時計について話してくれました。そのストーリーはティーンエイジャーであった私にとって、驚くべきものでした。実はその頃、私の父がオメガを所有しており、私は父の時計を別の角度から眺め始めたのです。私はとても若かったので、それまでは、時計について考えたこともありませんでした」

 

———あなたにとって、あなたの時計が特別なところは?

 

「私のオメガスピードマスターは1970年から父親が所有していたもので、私にとって特別な時計です。そして実は、遅かれ早かれ、私はそれを弟とシェアしなければならないとも思っています。この時計については、こんな思い出があります。ランチだかディナーだかの際、私が家に帰るのが遅くなってしまったとき、父は時計の風防を軽く叩いて注意したものです。私の父はとてもフランクな人でしたが、シチリア人でもありました。そのため非常に保守的なところもあり、家族の食事に遅れると、私はいつも注意されたのです」

 

———あなたは自分自身のスタイル感覚をどのように表現しますか?

 

「ファッションで重要なのは自由と自信、そしてカルチャー的バックグラウンドがあるかどうかだと思います。私は、異なる背景のさまざまな要素を組み合わせるのが好きですが、そこには理由があるべきです。そしてスタイリッシュかどうかは、自分が何を着て、何をしているかに、自信を持っているかどうかがポイントです。そしてこの“自信”は、だだ格好をつけているだけでは生まれません。それはあなたが何を着ているかを知ること、それについての文化を勉強することから生まれます。スタイルとは、ただいい服を着ればいいというものではなく、学び知るべきものだと思っています」

 

 

———あなたにとって最もセンチメンタルな思い出があるのはどのファッション・アイテムですか?

 

「私にとって大切なファッション・アイテムはたくさんありますが、非常にセンチメンタルな気分になるのは、ひとつの古いバンダナです。それはかつて私の母親が持っていたもので、彼女は私を妊娠していたときに、それをカチューシャのように頭につけていたのです」

 

———好きなウエスタン映画は何ですか?

 

「それはいい質問ですね。選ぶのは非常に難しい。ご存知のとおり、私はウエスタン・ムービーが大好きなのです。すべてはセルジオ・レオーネ監督から始まりました。そして再び、それは私の父と関係があります。幼い頃、父と弟がソファに座って、『グッド、バッド、アグリー』(邦題:『続・夕日のガンマン』)を見て、父がウイスキーに親指につけて、私と弟に『なめてみるかい』と聞いてきたことを覚えています。そして母親にどやされていましたね(笑)。この映画は傑作です。俳優、物語、衣装、音楽。すべてが完璧です。史上最高の映画のひとつだと思います」

 

———宇宙飛行士バズ・オルドリンにひとつ質問があるとすれば、それは何でしょうか?

 

「そうですね・・ボブ・ディランの歌にあるように、『バズ、どんな気持ちなんだい? 家がないというのは? 知っている人が誰もいないというのは? 転がる石のようになるというのは?』と聞いてみましょうか(笑)」

 

———月面着陸のためには、どんなブーツを用意しますか?

 

「私をからかっているのですか?それはもちろんカウボーイブーツに決まっています(笑)。月を乗り回すぜ!イーハー!」

 

 

———もしあなたがひとつ超能力を持てたら、どんな能力がいいですか?

 

「空を飛べたらいいですね、自由に・・。誰もがそれを夢見ています。ここ数年で私は飛行機に乗るということが、ちょっと怖くなってしまったので、もし自分で飛べるようになったら、とても便利でしょう」

 

———レイキッシュ・マンに必須なのは、どういったことでしょう?

 

「ユーモアのセンス、心から愛することができる女性、そして謙虚さ。人間、本当に魅力的なものには、なかなか気づかないものです」

 

———THE RAKEはあなたにとってどんな意味ですか?

 

「本当の価値、文化、真の情熱、そして友人です」

 

オメガスピードマスタームーンウォッチの旅に出かけるには、こちらのコレクションをご覧ください。