Wednesday, March 25th, 2020

THE NEW MERCEDES-BENZ GLS 400 d 4MATIC

ラグジュアリーの地平を悠々と超えて

text tatsuya otani

 シャシー関連で注目されるのがGLS580 4MATIC スポーツ(ISG搭載モデル)に標準装備されるE-ACTIVE BODYCONTROLだ。48V電気システムを活用したこのサスペンションは、エアサスペンションと組み合わされることで4輪の位置を独立して制御。ブレーキングに伴うノーズダイブを減少させるだけでなく、コーナリング時のロール(ボディの傾き)を抑える機能も備えている。私はE-ACTIVEBODY CONTROLを搭載した最新のモデルをアメリカで試乗したことがあるが、ゴツゴツしない快適な乗り心地を維持しながらも、ボディの無駄な動きを抑えて軽快なハンドリングを実現している点に強い感銘を受けた。

 GLSはラグジュアリーな要素もふんだんに備えている。先代に対してホイールベースを延長した恩恵で2列目シートではひざ周りのスペースがさらに増えたほか、一般的に子供用とされる3列目シートには194cmの長身でも着座可能。また、シートを上質なナッパレザー張りとしたショーファーパッケージも用意。電動ブラインドまで備えたこのパッケージオプションは、その名のとおりGLSがショーファードリブンとしても使えることを明示している。

 オフロード性能でもラグジュアリーさでも最高峰を目指した新型GLS。まさにメルセデス・ベンツの最高級SUVと呼ぶに相応しい仕上がりである。

THE RAKE JAPAN EDITION issue 33
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