Exclusive Interview
JON HAMM
HAS SOMETHING ON HIS MIND
俳優:ジョン・ハム
遅咲きが貫く信条
June 2020
photography nino munoz
fashion direction grace gilfeather
styling veronica perez
ジャケット、ニット、トラウザーズすべて参考商品 Ermenegildo Zegna(ゼニア カスタマーサービス Tel.03-5114-5300
「15歳の僕に“くじけるな、お前はいつか『トップガン』の続編に出るんだから”と言えたとしたら、15歳の僕は“嘘つけ!”って返すだろうね(笑)。それくらい僕にとって大きな作品だったし、その続編に参加できるなんて本当に驚いたよ。
クランクインした日、トムがやってきて、“やあ、ようこそ! ついにって感じだね”と言ってくれたんだ。“ああ!参加させてくれてありがとう、最高だよ”と僕は返した。トムには本当に親切にしてもらったし、作品も素晴らしい出来になるに違いない。技術的にも視覚的にも圧倒されると思うよ」
THE RAKEもハムを見習ってきたと思いたい。2008年の(INTERNATIONAL EDITIONの)創刊時、そのコンセプトをまとめたムードボードには、『マッドメン』の主人公ドン・ドレイパーの画像が欠かせなかった。だが、今の小誌の理想像を体現するのはドン・ドレイパーではなく、ジョン・ハムであってほしい。
なぜなら彼は、歳を重ねても挑戦を続ければ輝けるということを証明し、メンタルの重要性を理解し、自分のことを重く考え過ぎないようにしているから。ハムは男性の鑑であり、表紙を飾るスターの鑑でもある。彼の後に続くのがTHE RAKEの責任だ。
PHOTOGRAPHER’S ASSISTANTS: KURT MANGUM, BARRY FONTENOT & ISABEL ALMEIDA
DIGITAL: KIM VERBECK AT THE WALL GROUP
STYLIST’S ASSISTANT: AMELIA HUDSON
PRODUCTION: DANA BROCKMAN
PRODUCTION ASSISTANTS: DIN MORRIS, GREGORY WOO
LOCATION: VILLA CARLOTTA, LOS ANGELES
本記事は2020年3月25日発売号にて掲載されたものです。
価格等が変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。
THE RAKE JAPAN EDITION issue 33