Sunday, August 30th, 2020

THE EXCELLENCE OF FABRIC

生地から楽しむ仕立て服

三越伊勢丹限定のドーメル“15.7”ももちろん健在!“15.7” 4プライは、昨年、三越伊勢丹の別注によって誕生した。
クリアカットとミルドのサキソニーの2タイプによる同生地を、
三越伊勢丹は今季も引き続きラインナップしている。

生地から楽しむ仕立て服〜02
TAILOR CAID(テーラーケイド)本家アメトラ以上に
その薫りを纏う服

アメトラを追求し続けて30年以上。そこに対するパッションで、テーラーケイドの山本祐平氏の右に出るテーラーは、世界中を探してもどこにもいないだろう。今や氏の服は、オリジナルのアメトラ以上にその薫りを纏っている。氏は「男の服はミディアムフィット。身体と服との間に空気を含ませたフィット感を大切にしたい」と語るが、ドーメルの“15.7” 4プライのクリアカットのサージも、それに通じる魅力を備えた生地である。国内縫製のメイド トゥ メジャーで、納期は約5週間。紺ブレザー¥195,000、トラウザーズ¥105,000(以上オーダー価格) both by Tailor Caid/ⒶⒷ タイ¥28,000 Seven Fold / Ⓐ シャツ、チーフ property of stylist


生地から楽しむ仕立て服〜03
N.H SARTORIA(N.H サルトリア)敏腕ディレクターが表現する
ミラノのエレガンス

ミラノの街を歩いていると底知れぬエレガンスをもった紳士とちょくちょくと出会うが、N.H サルトリアのディレクターを務めるフェデリコ・チェスキ氏もミラノでそれに類するひとりだろう。氏は自身が思い描く理想の服を表現するべく、凄腕のサルトを擁して2003年にN.Hサルトリアを立ち上げた。主張を抑えながらも上品さが滲み出たダブルブレステッドは、そんな彼のまさに今を表現した服だ。ドーメルの“15.7” 4プライ サージが凜として美しい雰囲気をつくり出す。国内縫製のメイド トゥ メジャーで、納期は約5週間。スーツ¥305,000(オーダー価格) N.H Sartoria / ⒶⒷ タイ¥18,000 E&G Cappelli/Ⓐ シャツ、チーフproperty of stylist


生地から楽しむ仕立て服〜04
LA SCALA(ラ スカーラ)伊勢丹新宿店専属の
成長著しい若きサルト

ここ数年で目覚ましく才能を開花させた若き仕立て職人の筆頭が、ミラノやナポリで仕立てを学んだ35歳の山口信人氏だ。旺盛な向上心に満ちた彼の服は、常に進化を遂げている。こちらの服も然り。東京的エレガンスが従来より増していて、例えばダブルステッチの幅を6㎜にしてミリ単位で狭め、クリアな雰囲気を出している。ドーメルの“15.7” 4プライ ミルドウーステッドの優しく柔らかな風合いとのマッチングもパーフェクト。国内縫製のメイド トゥ メジャーで、納期は約5週間。ダブルスーツ¥335,000(オーダー価格)La Scala、シャツ¥36,000 Borriello / both by Ⓐ タイ property of stylist


生地から楽しむ仕立て服〜05
HIDEAKI SATO(ヒデアキ サトウ)一貫している安心感
中庸のミラノスタイル

1990年から5年間、ミラノで修業を積み、帰国後もずっとミラノスタイルの服を仕立て続けている佐藤英明氏の服は、ミラノ的な中庸に満ちているが、それがどういうことなのかを言葉で説明するのは難しい。が、同じミラノで左ページのN.H サルトリアの服と比べると、同じミラノでも袖付け、襟の角度やボタン位置のバランスの微妙な違いがあって面白いし、隣のLA SCALAの服との比較では、その違いは一目瞭然だ。佐藤氏自身も中庸にこだわっており、そのぶれない姿勢に絶対的な安心感があるのだ。ダブルの3ピーススーツ¥434,000 (オーダー価格) HideakiSato/ⒶⒷ シャツ¥36,000 Borriello/Ⓐ タイ、チーフ property of stylist


お問い合わせ先
Ⓐ伊勢丹新宿店 TEL03-3352-1111(大代表) 
Ⓑ日本橋三越本店 TEL03-3241-3311(大代表)

本記事は2020年7月27日発売号にて掲載されたものです。
価格等が変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

THE RAKE JAPAN EDITION issue 35

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