Wednesday, March 18th, 2020

PLANETA “ERUZIONE 1614”

シチリアの大地の恵みを受けた偉大なるエトナワイン
プラネタの“エルツィオネ1614”

text yuko fujita

シチリア中に6つのワイナリーを所有し、それぞれの土地で国際品種と土着品種を使い分けているプラネタは、エトナでは赤はネレッロ・マスカレーゼ、白はカリカンテと、土着品種を中心に育てている。

 中でも特異な輝きを放っているのがエトナのワインだ。灼熱の太陽のもと、降水量が少なく乾燥したシチリアの気候の中にあって、エトナ火山の麓の畑は標高510~870mに位置し、昼夜の寒暖差が激しく、その気候はいうなれば冷涼だ。

 今回ご紹介している「エルツィオネ1614」は、1614年のエトナ山の大噴火で生まれた火山性土壌の畑で栽培されたブドウを使用している。

 赤の「ネレッロ・マスカレーゼ」は明るく透明感のあるルビー色。ラズベリーなどのエレガントな風味と繊細な味わいがあり、余韻に残る酸と透明なミネラル感が全体を美しく引き締めている。

 白の「カリカンテ」は火山性土壌と冷涼な気候から生まれるミネラルがたっぷりで、グリーンアップル、白い花、ミントがほのかに感じられる、個性的で品のあるワインだ。エトナの神々しさ、そしてプラネタの偉大さを、ぜひTHE RAKE読者にも知っていただきたい。

左:エトナのフェウド・ディ・メッツォ・ワイナリーでは、ワインの試飲ができるほか、ランチも可能。
右:噴煙を上げているエトナ火山。

本記事は2019年7月25日発売号にて掲載されたものです。
価格等が変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

THE RAKE JAPAN EDITION issue 29

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