Wednesday, March 18th, 2020

PLANETA “ERUZIONE 1614”

シチリアの大地の恵みを受けた偉大なるエトナワイン
プラネタの“エルツィオネ1614”

多様なテロワールをもつシチリアの中でも、今、エトナの偉大さに世界中が注目し始めている。
シチリアの名門「プラネタ」の“エルツィオネ1614”は、その偉大さを知るにふさわしい一本だ。
text & still photography yuko fujita

左:シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵によって造られている「ブリュット・メトド・クラッシコ」は、カリカンテ100%によるプラネタ唯一のスパークリングワイン。生き生きとしたリンゴのニュアンスをもち、フレッシュ感に満ちている。
中:ネレッロ・マスカレーゼとネレッロ・カプッチョによる赤。標高510~850mにある火山性土壌の畑で収穫されたブドウで造られており、リッチでエレガントな味わい。
右:標高870mの畑で収穫された土着品種カリカンテ主体の白。火山性土壌と標高の高さから生まれる上品なミネラル感が魅力。all by Planeta (日欧商事 TEL.0120-200105)

 シチリアワインが地元のみでバルク売りとして消費されていた1985年、プラネタ社は同地での最高品質のワイン造りを目指してメンフィの地で誕生した。地場品種のブドウだけでなく、世界で親しまれているシャルドネなどの国際品種のワインを手がけることで、シチリアのテロワールの偉大さを世界に示そうと考えたのだ。

 95年に初ヴィンテージをリリースすると、「シャルドネ」や「メルロー」は瞬く間にコンクール入賞の常連となった。プラネタ社の功績によってシチリアのテロワールの偉大さに世界が気づいたのだ。

 プラネタは次のステップとして地場品種やシチリア自体をアピールすることに着手した。今日ではプラネタ誕生の地メンフィを筆頭に、ヴィットリア、ノート、エトナ、カーポ・ミラッツォという5つの土地に6つのワイナリーを所有し、それぞれのテロワールの個性を最大限に生かしたワインを生産している。

本記事は2019年7月25日発売号にて掲載されたものです。
価格等が変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

THE RAKE JAPAN EDITION issue 29

1 2 3

Contents