Monday, August 5th, 2019

CUBA’S FINEST
キューバ―最上の紫煙を求めて―

ENCUENTRO AMIGOS DE PARTAGÁS
世界の葉巻愛好家が集う、キューバ最上の葉巻の宴
パルタガスが毎年開催している「パルタガスの友の集い」は、
葉巻好きは国を超えて仲良くなれることを証明してくれる。

 キューバの葉巻の2大祭典に、2月に開催される“Habanoʼs Festival(ハバノス・フェスティバル)”と11月に開催される“Encuentro Amigos de Partagás(パルタガスの友の集い)”がある。この2つの祭典には世界中から名だたる葉巻愛好家がハバナを訪れる。彼らの中には世界のVIPも少なくない。今回、11月に行われ、28回目を迎えたパルタガスの友の集いに参加した。会は4日間にわたって開催され、1日目のウェルカムディナー、2日目のカントリーサイドの日、3日目のビーチの日、最終日のガラ ディナーと、毎日盛りだくさんの内容だった。
 この集いのために最高熟練度のトルセドールが巻いた、ここでしか手に入らない葉巻も用意され、それを楽しみに参加する葉巻愛好家も少なくない。美酒・美食とともに楽しく過ごす4日間は、ここが経済封鎖に合っている共産主義国家とは思えないほどの至れり尽せりのプログラムによって構成されている。
 特にエル・ラギート(コイーバの)の敷地内で行われるガラディナーは4日間のクライマックスだ。会場内には極上のキューバンモデルがズラリと並び、場を華やかに彩っている。彼女たちはテーブルを回って葉巻を配ったりしているが、途中からはテーブルについてゲストたちと楽しいひとときを過ごすのである。
 ここにはさまざまな国籍の紳士たちが集まっていた。エレガンスの世界がそうであるように、葉巻を愛する人たちの間に国籍は関係ない。最上の紫煙は彼らに特別な一体感をもたせてくれるからだ。ときに言葉が通じない間柄でも、お互いが今吸っている葉巻を交換し合って燻らせ、味わいの感想を片言の言葉で伝え合う。葉巻の集いではよく見かける光景だ。国どうしは対立していても、こと個人と個人の葉巻仲間においては、それは関係のないことだ。
 彼らは皆、自分がハバナシガーを心底愛し、思いを共有できる仲間たちとそれを楽しむことに夢中なのである。

伊を中心にエレガントな紳士が各国から集結。左から、スイス・ルガーノの金融マンV i n c e n z o G o n n e l l a 、Sigariavana.it主宰兼イタリアラグビー協会理事Luca Pezzini、覆面レスラーUltimo Dragon、伊の政治家Giuseppe Cangemi、トリノのゴルフ場経営者Eugenio Gilli、シカゴ在住のイラン人外科医Mitchel Bozorgina.

THE RAKE JAPAN EDITION issue 08
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