HOTELS DELUXE Vol.15
ホテル連載 第15回:ホテルで花を贈る
November 2021
コンシェルジュに花の手配をお願いする。
ラグジュアリーホテルにはそんなスマートな使い方もある。
特別な日でなくとも花を贈ってみてはいかがだろう。
思い出に残る日は、たくさんあっていい。
<シャングリ・ラ 東京>
イメージがなくても大丈夫。カタログで理想の形を見つけられる。
一番人気の「朱鷺(とき)」。
シャングリ・ラ 東京が提携するのは、花束やアレンジメントはもちろん、生花のボックスフラワーやリース、プリザーブドフラワーまで、豊富なラインナップを展開している「ライフデコ」。
写真のように、濃淡のあるピンクにグリーンを多く取り入れるなど、甘くなりすぎないスタイルが特徴。カタログを見ながら相談できるので安心だ。
花器でのアレンジメントはS(H17×W17cm)¥6,292~3L(H35×W35cm)¥31,460、花束ならS(H35×W20cm)¥5,500~3L(H55×W50cm)¥41,690。左はボックスフラワー「菫染(すみれぞめ)」(¥23,595)、右は花器に入った「⽩翠」。
TEL.03-6739-7888
www.shangri-la.com/jp/tokyo/shangrila/
<コンラッド東京>
贈られる側だけでなく贈る側のことも考えた、ハイセンスな仕上がり。
トレンドの花や色味を使いつつ、存在感のある大輪のラグジュアリーな花も融合させたデザインが得意なのは、コンラッド東京が提携する「ユー花園」。
贈られる側はもちろん、贈る側も幸せな気持ちになるように、心を込めてセンスよく作ってくれる。ラッピングは、花と同系色かつ落ち着いた色味を使用し、男性が持っても素敵に見えるような工夫もされている。注文はコンシェルジュだけでなくメールでも可能。
花束だけでなく、花器でのアレンジメントも可能。直径25cm程度の花束なら¥5,500~、バラ100本などの大きな花束は¥88,000が目安。おまかせなら当日の手配もできるが、希望の花がある場合には3日以上前までに予約を。
TEL.03-6388-8000
Email: TokyoInfo@conradhotels.com
https://conrad-tokyo.hiltonjapan.co.jp
<グランド ハイアット 東京>
グリーンをたっぷり使った、都会的でスタイリッシュでシックなアレンジ。
人気はH50×W30cmの花束¥5,984~。小さめだとH25×W25cmで¥3,590~。フラワーボックスや花器でのアレンジも可能。おまかせなら3日前、希望の花がある場合は1週間前までの予約がおすすめ。
グランド ハイアット 東京の世界観を体現する生花店「UI」は、包装やリボンの色を、花だけでなくホテルの内装にも合うものを選定。グリーンをたっぷり使うことで、上品で落ち着いた雰囲気を演出している。
モダンでラグジュアリー、シチュエーションを意識した、センスが光るアレンジだ。
TEL.03-4333-1234
www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/grand-hyatt-tokyo/tyogh
<マンダリン オリエンタル 東京>
記念日利用が多いホテルの一番人気はシンプルな赤い薔薇の花束。
注文はコンシェルジュにて。小ぶりなブーケで¥5,500~。季節によって変わるが写真のような薔薇の花束は¥17,600~(12月は¥22,000~)。希望の花がある場合は1週間前までに予約を。
プロポーズなどの記念日に依頼が多いというマンダリン オリエンタル 東京が提携するのは日本各地に店を構える「Hanahiro」。
本数に意味を込めた、一番人気の赤薔薇の花束をはじめ、品質や等級の高い、ここぞというときに見合った花を使った花束を提案してくれる。
TEL. 03-3270-8800(代表)
www.mandarinoriental.co.jp/tokyo/nihonbashi/luxury-hotel
<ANAインターコンチネンタルホテル東京>
プリザーブドフラワーも豊富にラインナップ。
残したい花束を押し花にしてくれるサービスも人気。
小さめのブーケで¥3,300~。希望の花がある場合は1週間前までに予約を。レストランでの食事と合わせた事前予約の場合は、おまかせのみ。写真のブーケ(直径約15cm)または花束(H約40cm)から選べる。
老舗生花店「日比谷花壇」が目指すのは、花を通じて“心を伝える”こと。花の特性や季節感を生かしたアレンジメントが得意。ホテル2階に店を構えているため、直接相談もできる。
思い入れのある花束やブーケを記念に残したい時は、一般的なプリザーブドフラワーだけでなく押し花もおすすめだ。
TEL.03-3583-1187
https://anaintercontinental-tokyo.jp
<パレスホテル東京>
ラグジュアリーな花に素朴な季節の草花や葉を加えた自然の多様性を感じるアレンジが魅力。
¥3,000~希望の予算で作ってくれる。注文時、または相談がある場合は、早めにコンシェルジュに連絡するのがおすすめ。メールと電話で注文できる。
ホテルのフォトスポットでもあるメインエントランスの装花を手がけているフローリスト「クリスチャン トルチュ」。ブランドコンセプトである“植物の多様性と混合”はアレンジメントにも表れている。
身近で目にするような枝や草花をラグジュアリーな花と合わせて、スタイリッシュにまとめてくれるのだ。
TEL.03-3211-5211(代表)
Email: concierge@palacehotel.jp
<本連載の記事は以下より>