TRIBUTE TO CITY OF LIGHTS —1900

120年前のパリで
讃えられた“ルイ13世”

March 2020

issue10

パリ造幣局は864年に創設され、1775年以降はコンティ河岸通りに鋳造所を構える。現在は貨幣博物館やブティック、レストランが併設されている。

 セラーマスター、バティスト・ロワゾー氏によって誕生する今日のオー・ド・ヴィーもまた数世代先の未来のために造られており、100年後も変わらぬ味わいが受け継がれていくのである。

 したがって、次の100年の展望に期待を寄せた1900年のパリ万博で「ルイ13世」が最高賞を受賞したことは大変意義深いものである。1900年は、「ルイ13世」の歩んできた歴史において記念すべき大きな節目となった。

フランス老舗3社がコラボした限定版 その「ルイ13世」の歴史のマイルストーンを鮮やかに讃える特別な限定エディションが、この春登場する。2017年に発売された「ジ・オリジン1874」に続く、「タイム・コレクション」の待望の第2弾である。

「光の都 パリ1900」と名づけられた今回は、1900年のパリ万博で「ルイ13世」が最高級の賞を受賞したことを記念するもの。

本記事は2020年3月25日発売号にて掲載されたものです。
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THE RAKE JAPAN EDITION issue 33

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