伝統のオックスフォード地を使い、アメリカにて縫製。クラシックなリージェントフィット(タイトなミラノフィットもあり)。基本色のホワイト、ブルー、キャンディーストライプに加え、シーズンカラーも豊富。 ¥19,000 Brooks Brothers(ブルックス ブラザーズ ジャパン Tel. 0120-185-718)
世界一有名なファッション・アイテムは、もしかしたらブルックスブラザーズの“ポロカラーシャツ”(ボタンダウンのこと)かも知れない。
1896年、創業者の孫ジョン・E・ブルックスがポロ競技を観戦した際、選手のシャツの襟が風にあおられないようボタンで留められていたのを見て、このデザインが誕生した。
その意匠は、他のドレスシャツと比べると、相当に変わっている。幅広なボディ、狭いヨーク、芯なしの襟、プラケットフロントなど……一言でいうと、“カジュアル”なのだ。
そしてこの気取らなさが、テーラード・クローズと合わせたとき、絶妙の“抜け感”を醸し出す。アメリカ人のみならず、ジャンニ・アニェッリ、ルカ・ディ・モンテゼーモロなど、イタリアのファッショニスタにも愛されてきた理由がこれなのだ。
永遠の定番の、今年流着こなしを見てみよう。
難しいオレンジを茶色の同系色でポロカラーシャツを使ったコーディネイト例。タイドアップ・スタイルでまとめてみた。
ウール×コットン素材、ブラウンの千鳥格子ジャケット¥89,000、ベスト¥14,000、シャツ¥19,000、タイ14,000 all by Brooks Brothers(ブルックス ブラザーズ ジャパン Tel. 0120-185-718) チーフ¥6,800 Franco Bassi / guji(グジ東京店 Tel. 03-6721-0027)
まるでギャツビーのようなノーブル感ウール×シルクのオフホワイト・ジャケット¥123,000 Gabo / B.R.Shop(ビー・アール・オンライン Tel.03-6721-1124) ベスト¥26,000、シャツ¥19,000、タイ12,000、チーフ¥5,000 all by Brooks Brothers(ブルックス ブラザーズ ジャパン Tel. 0120-185-718)
コットンスーツ+ニットで軽さを演出ポロカラーシャツはすべて“ハズし”のアイテムとして使われている。タイはジャカードよりプリントものを選ぶなど、合わせるアイテムもカジュアルなほうが上手にまとまる。
ストレッチの効いたグリーンのコットンスーツ¥110,000、シャツ¥19,000、ニット¥33,000、 チーフ¥5,000 all by Brooks Brothers(ブルックス ブラザーズ ジャパン Tel. 0120-185-718) タイ¥16,000 Holiday & Brown / B.R.Shop(ビー・アール・オンライン Tel.03-6721-1124)
明るいストライプでフレンチアイビー風フレンチをイメージし、ポップな色使いで。ネイビーのダブル・ジャケット¥254,000 Dalcuore / B.R.Shop(ビー・アール・オンライン Tel.03-6721-1124) シャツ¥19,000、タイ¥12,000、チーフ¥4,000 all by Brooks Brothers(ブルックス ブラザーズ ジャパン Tel. 0120-185-718)
グレイと相性のいいペールトーン・カラーグレイのストライプスーツ¥150,000 Gabo / Beams Roppongi Hills(ビームス 六本木ヒルズ Tel.03-5775-1623) シャツ¥19,000、タイ¥12,000、チーフ¥5,000 all by Brooks Brothers(ブルックス ブラザーズ ジャパン Tel. 0120-185-718) タイバー property of stylist
実は黒地のスーツで脱オーソドックス一見ネイビーに見えるが生地は黒ベースである。ブラックのストライプスーツ¥130,000、シャツ¥19,000、タイ¥12,000 all by Brooks Brothers(ブルックス ブラザーズ ジャパン Tel. 0120-185-718) カラーピン property of stylist