Friday, August 18th, 2017

Charged Affairs

外交官ハレンチ物語

text nick scott

マウントバッテン伯爵と夫人のエドウィナ(1940年頃)

好色にうつつを抜かす外交官 実家を離れて羽目を外してしまう遊び人の学生のように、好色な遊びにうつつを抜かし、「大使」のイメージを塗り変えている外交官は世界中にいる。ロシアのエカテリンブルクでは2009年に、娼婦ふたりとのセックスをひそかに録画されたイギリス副領事が辞任に追い込まれた。

 ロシアでは同じ年に、別のセックステープも公開された。ブレンダン・カイル・ハッチャーというアメリカの外交官(ロシアの宗教団体や人権団体との連携を担当)が3人の娼婦に接触し、そのうちのひとりとホテルのベッドで昇天しているところを撮影されたという(もっともCNN報道によると、ハッチャー自身はモスクワ大使館の上司に、娼婦と接触したことは一切ないと報告し、米国務省の報道官は、彼が中傷工作の被害者だとコメントしたらしい)。

 ほどなくして上海の韓国領事館で10人の現役および元外交官が、中国人既婚女性とのセックススキャンダル(と情報漏洩の疑い)で懲戒処分を受けた。

 スキャンダルを起こす外交官は男性だけではない。2015年、イギリスの大手タブロイド紙は「パリに赴任中の女性外交官がコカイン密輸組織のボスとテレフォンセックス!」という派手な見出しで既婚の女性イギリス領事をめぐる不祥事を報じた。

THE RAKE JAPAN EDITION issue 17
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