120年前のパリで
讃えられた“ルイ13世”

　この限定商品のために、「ルイ13世」と「パリ造幣局」、そしてクリスタルグラスメーカーの「サン・ルイ」の、フランスの老舗3社が手を組み、各社の「サヴォアフェール（職人の叡智）」が見事に重なりあう、他に類を見ないコラボレーションが実現した。

　サン・ルイが手がけるデキャンタは、息を呑むような美しさである。第1弾と同様に、その隅々までが特別な仕様となっている。

　ストッパーはデキャンタを逆さに向けたシェイプで、通常のデキャンタでは各10個となっている両サイドのスパイクが各13個施されているのが特徴だ。

　これは、ポール＝エミール・レミー・マルタンが「ジャルナックの戦い」（1569年）の戦場跡地で見つけたフラスクからヒントを得てつくった、1874年の「ルイ13世」誕生時のオリジナルデキャンタを再現したもの。

「ルイ13世」の生みの親、ポール＝エミール・レミー・マルタン。

鋳造技術を今日まで継承するパリ造幣局。独自のノウハウを駆使し、宝飾品や美術品も製造する。