PAUL FEIG'S MIXED BLESSING
お洒落監督の流儀
―ポール・フェイグ―
August 2020
そして思いついたのは、コメディアンとしての経歴と彼の分身“Drunk Funcle”から端を発した、ある取り組みだった。
「ロサンゼルスに帰った私は考えました。しばらくはロックダウン状態になるだろうから、この時間を利用して何かを書くことも、仕事をすることも、引き篭もることもできる。だけど、何らかの形で社会に貢献したい、と。
私は以前、スタンドアップ・コメディアンだったので、人前で話すのも道化として演じるのも大好きです。前からインスタライブをやってみたいと思っていましたし、カクテルを作るのが得意です。それにチャリティや慈善事業を吟味して紹介すれば、資金を集めることもできます。長年にわたって多額の寄付をしてきた団体はもちろん、新しい団体も探しました」
こうしてインスタグラムのライブ配信動画、「Quarantine Cocktail Time(隔離中のカクテルタイム)」は誕生した。
本記事は2020年7月27日発売号にて掲載されたものです。
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THE RAKE JAPAN EDITION issue 35