GOLD INVESTMENT

全資産の10%は
“金”で所有するのが常識

February 2020

text shigeharu oshodani

GINZA TANAKA 銀座本店
田中貴金属の地金および金貨の購入は、主要都市で展開する直営店「GINZA TANAKA」7店舗がおすすめだ。(上写真は「GINZA TANAKA」銀座本店)。また、全国に約100店舗ある特約店でも購入が可能。どちらも田中貴金属で購入した地金、金貨なら責任をもって買取りもしてくれる。
https://gold.tanaka.co.jp/commodity/store/store.html

Q4:金はどのくらい持っておけばいい?
 日本の家庭の金融資産に占める現金・預貯金と保険・年金・定型保証を合わせた割合は80.8%(※4)。多くの家庭は「お金」を中心に資産を持っている。ただし、日本では1980年から2017年まで、年平均1.2%ずつ物価が上昇しており、超低金利の預貯金ではこの分をカバーできない。為替も円安が進行するとお金の価値は相対的に下がってしまう。対して金はそのものに価値がある実物資産で、他の資産の目減りをカバーする「資産の保険」として機能する側面がある。流動性も高く、世界中いつでもどこでも売却が可能だ。一般的には、全資産の10%を金で所有するのが理想的なバランスとして考えられている。

Q5:金はどうやって保有する?
 金を保有する方法はさまざまある。全国主要都市で7つの直営店『GINZA TANAKA』を展開する田中貴金属の場合、「金地金(5g~1,000g)」、デザイン性と輝きが魅力の「金貨(1/10オンス約3gから)」、月々3,000円から始められる「純金積立」をラインナップ。金地金や金貨の場合、スモールサイズだと数万円の予算から購入することができる。購入した金は自宅や貸金庫で保管してもいいが、同社であれば独自の保管サービスも提供している。純金積立なら保管料はかからない。

Q6:金は「誰から」買うべき?
 金は誰から買っても同じというわけではない。例えば、田中貴金属。同社は創業以来1世紀以上にわたり、金やプラチナなどの貴金属の分析・精製に携わるとともに、資産としての貴金属地金売買についても全国的な売買ネットワークを整備し、純金積立といった資産関連商品の開発に積極的に努めてきた。日本では初めて「LBMA(ロンドン貴金属市場協)公認溶解検定業者」の認定を受け、国際市場で通用する金地金を製造する資格も得ている。国内において金をはじめとする貴金属取り扱いのパイオニアであり、同社で買ったからこそ信用が担保される面もある。貴重な実物資産だからこそ、信頼できる相手を選んで取引したい。

※4 日本銀行調査統計局 2018年第2四半期の資金循環(速報) 

本記事は2019年3月25日発売号にて掲載されたものです。
価格等が変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

THE RAKE JAPAN EDITION issue 27

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