January 2019

WINTER IS COMING

冬の訪れを愉しむ
〜一流ブランドのアウターを着る〜

一流ブランドが世に送り出す、高いデザイン性と確かな品質のアウターは、その服が持つ洗練性をいかに引き出すかが着こなしのポイントだ。
トレンドを追い過ぎることのない優美なアレンジが、今求められている。
photography pip
fashion direction grace gilfeather
text koichi asano

都会的にモダナイズされた英国伝統柄のウールコート英国伝統のプリンス・オブ・ウェールズ柄を、グレイベースで都会的にモダナイズさせたウールコートは、仕立ての良さと相俟って、迫力ある存在感を見せてくれる。

コート Gieves & Hawkes by The Rake
スカーフ William & Son by The Rake
サングラス Oliver Goldsmith by The Rake

Left:
大胆な編み柄ニットで芸術的な個性を演出エンターテインメント性と芸術性を融合した模様を、大胆かつグラフィカルに表現したセーター。それを纏った姿からはアーティスティックなマインドさえ感じられる。

セーター、トラウザーズ 参考商品 both by Ermenegildo Zegna Couture

Right:
ファー使いが艶感を高め男の色香を漂わせる襟にリアルファーを配したウールコート。その独特の艶感から、男の色気を感じさせるラグジュアリーな雰囲気を演出する。細身のシルエットが洗練度をも高めている。

フロックコート ¥450,000、シャツ ¥88,000 both by Dior

Left:
個性の強いアイテムに必要な大人の力抜きスエード素材のロングコートは、着こなしが難しいアイテムだが、ジーンズにブーツといったようにカジュアルダウンすることで、力が抜けながら大人の品性を保ったこなしが表現できる。

スエードコート ¥1,290,000 Berluti
スカーフ New & Lingwood
ジーンズ Blackhorse Lane by The Rake
ブーツ 参考商品 Edward Green

Right:
色合わせの優しさで大人の品位を漂わすスエードのボンバージャケットはオフホワイトに、インナーのカシミアニットはオリーブといったように、大人の品位を感じさせる優しい色のコントラストでまとめると良い。

ボンバージャケット ¥920,000 Brunello Cucinelli
セーター New & Lingwood
デニムジーンズ The Workers Club by The Rake
レザーブーツ 参考商品 Grenson

Left:
新感覚ミリタリーの洒脱なクリエイションミリタリーのボンバージャケットを長めの丈にし、都会的なレザーコートにリデザイン。ハードな男っぽさに洒脱なアレンジを加えた、人目を惹きつけるアイテムだ。

コート、シャツ、トラウザーズ すべて参考商品 all by Hermès
帽子、ブーツ property of The Rake

Right:
田舎紳士風のアイテムを都会的に昇華させる英国の田舎紳士を象徴するウォータープルーフコットンのシューティングジャケットは、グレイのタートルでシンプルに着こなし、都会的なイメージに。

ジャケット、トラウザーズ William & Son
カシミアセーター New & Lingwood
帽子 参考商品 Lock & Co.

Left:
見慣れた着こなしをカジュアルに応用するオーバープレイドのブルゾンにブルーシャツ、合わせたスカーフはドット柄を。英国調のジャケットスタイルでよくある色柄合わせをカジュアルに用いて
るのが品位のポイントだ。

ブルゾン 参考商品 Hackett London
シャツ、スカーフ both by Emma Willis

Right:
純白のインナーで際立つリラックスしたデザインリアルクローズとトレンドを取り入れたボンバージャケットは、軽やかな着用感が持ち味。その魅力を生かすためにも、純白のインナーでまとめるのが良い。

ボンバージャケット 参考商品 Aquascutum
Tシャツ Hamilton & Hare by The Rake
ジーンズ The Workers Club by The Rake

GROOMING: CELINE NONON AT TERRI MANDUCA
MODEL: BRUNO AT IMG

本記事は2019年1月25日発売号にて掲載されたものです。
価格等が変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

THE RAKE JAPAN EDITION issue 26

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