CHARMANT NAMIKI St. GINZA
今チョイスすべきアイウェアは何か？

床はピンクポリーノという御影石を使用し、外との繋がりを感じるミニマルな空間が広がる1階。アイウェアウォールにはシャルマンの誇るコレクションが並び、独自に開発された回転する什器で、360度デザインを見ることができる。またサンプルのメガネはすべてクリアレンズをつけ、かけたときそのままのイメージでチェックできる。

　メガネは視力矯正具として視界をきちんと確保することはもちろんであるが、顔の印象に大きな影響を及ぼすということもいわずもがなだ。

　当然、顔にきちんとフィットするか否かによってかけ心地は左右され、日々使用するものだけに確かな堅牢性も求められる。最先端の技術に、もちろんトレンドの要素も必要だ。そのすべてを兼ね備えたメガネが、2019年8月にオープンした「シャルマン 銀座並木通り」には揃っている。

　高品質なメガネを生み出す産地として世界中に名を轟かせる福井県鯖江市で、シャルマンは1956年にメガネ部品メーカーとしてスタート。

　黎明期から鯖江のメガネ作りをリードし、総合メガネフレームメーカーとして発展してきた。中でも2009年にメガネフレーム素材「エクセレンスチタン」を開発し、製品化に成功。さらに微細レーザによる接合技術を完成させ、これまでにないデザイン性とかけ心地のよさを両立したメガネを生み出し、業界を驚かせた。

　この卓越した技術は医療現場でも高い評価を得て、精密さを求められる医療器具分野にまで進出している。

　こうして総合フレームメーカーとして確固たる地位を築いたシャルマンが、満を持して自社直営店としてオープンしたのが「シャルマン 銀座並木通り」だ。

　デザイナーの平野敬子氏がインテリアデザイン、トータルディレクションを手がけた店舗には、先端的なメガネメーカーならではのアプローチが随所に施されており、満足のいくメガネ選びをするための工夫がなされている。

　ここにしかない特別なモデルや、ラインアートシャルマンのすべてのラインナップを手にとりかけて吟味でき、通常使用時を想定した検眼や頭部まで計測するフィッティングなど、見栄えとかけ心地を両立させた最先端のメガネを提供している。

　
また1軒、訪れるべき名店が銀座に誕生したことを覚えておきたい。

丸山 哲史 ／ Tetsuji Maruyamaシャルマン 銀座並木通り マネージャー
シャルマン 銀座並木通りのオープンとともにマネージャー職を務める42 歳。百貨店でメガネ販売員を勤めたのち、数々の有名メガネブランドのショップで勤務。豊富な知識とホスピタリティ溢れる人柄が魅力。

シャルマンが推すアイウェアBEST 3

デザインの美しさとかけ心地を高次元で結実させた「シャルマンZ」。クリーンレクタンギュラーシェイプに、細身のテンプルを採用しているのでキリッと引き締まった表情を作り出せる。「ZT27000」（ショップ限定商品） ¥35,000 Charmant（シャルマン 銀座並木通り Tel.03-3571-4141）

クラシカルなボストンシェイプのフロントに顔を優しく包み込む細身の長モダンを合わせた「シンプレッソ」の１本。製品の無駄を削ぎ落とし、基本機能を徹底的に追求したミニマムさが魅力だ。「CN24700」 ¥34,000 Charmant（シャルマン 銀座並木通り Tel.03-3571-4141）

テンプルに同社が開発したエクセレンスチタンを使用し、軽くてしなやかなフィット感を生み出しながらデザイン性も極めた「ラインアート シャルマン」。しっかりとしたホールド感が特徴のフォルテコレクションにヴィンテージ調のアセテートフロントを採用。「XL1817」 ¥44,000 Charmant（シャルマン 銀座並木通り Tel.03-3571-4141）

業界の最先端を行く唯一の直営ショップ名だたるラグジュアリーブランドが軒を連ねる銀座並木通りに店舗を構える。入口の扉の取っ手はラインアートシャルマンのテンプルの意匠を引用したデザイン。1階は光の壁でセパレートされた空間を備え、その中で検眼やフィッティングを行う。2階は予約優先のサロンとなっており、ゆっくりとメガネ選びができる。フィットするメガネを選ぶために、ビジネス特許を取った世界で1台の頭部測定機も導入。広々とした落ち着いた空間の中で本当に自分にあった1本と出合える。

シャルマン 銀座並木通り
東京都中央区銀座5-4-8 銀座カリオカビル1F・2F
TEL.03-3571-4141 www.charmant.jp