Monday, June 21st, 2021

マンダリン オリエンタル 東京の
人気ダイニングに新料理長が就任

 マンダリン オリエンタル 東京の38階に位置し、『ミシュランガイド東京』で7年連続一ツ星に輝くダイニング「タパス モラキュラーバー」は、エンターテイメント性溢れる劇場型のダイニングだ。中央の厨房を囲むように配されたカウンター席は、わずか8席。限られたゲストのために、シェフ自身が各料理の説明から仕上げに至るまで目の前で行ってくれる。

 そんな同ダイニングの新料理長として、牛窪 健人(うしくぼ けんと)氏が就任した。幼少よりカナダで育ち、アート専攻というユニークな経歴を持つ牛窪氏による新コンセプトは「五感と想像力を刺激する14皿のアートギャラリー」。ラボやアートスタジオにあるような道具やテクニックを用い、多彩なドリンクとのペアリングとともに、まるでアートギャラリーにいるような、そして世界を旅しているような体験を楽しめるという。シグニチャーメニューは「チャウダー」「金魚の脱走」「モントリオールに旅した和牛」「ドーナツ」。料理名を聞いただけで、期待も想像も膨らむばかりだ。

 独創性に満ちた料理に合わせるドリンクのコンセプトは、「ザ・アート・オブ・ペアリング(The Art of Pairing)」。“アトリエ”でシェフ、ソムリエ、バーテンダーがひとつのチームとなって作り上げるひとつのアート作品のような、新感覚のペアリングが楽しめる。ワインペアリングでは世界の最新トレンドや、日本酒や梅酒など日本のプロダクトにも着目し、モクテルペアリングでは、さまざまな旨味成分を混合して生み出されたノンアルコール飲料などを使用した創造的なドリンクが提供される。予約困難な一軒ではあるが、インバンドのゲストが少ない今はまだ狙い目といえよう。

 

「タパス モラキュラーバー」

17:30からの1回、8席までの事前予約制(定休日:火曜日、水曜日)

料金:¥25,300(14品のコースメニュー)/7種類のワインペアリング ¥13,200/6種類のモクテルペアリング ¥8,800

※いずれも税込・サービス料別

 

 

タパス モラキュラーバー

TEL. 0120-806-823(レストラン総合予約9:00~21:00)

Eメール:motyo-fbres@mohg.com

www.mandarinoriental.co.jp/tokyo/nihonbashi/fine-dining/restaurants/fusion-cuisine/tapas-molecular-bar