UNITED ARROWSのウェルドレッサー8名に訊いた
ユナイテッドアローズで服を仕立てるということ
March 2020
photography yasutoshi sawano text yuko fujita
ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 セールスパーソン
田中 裕人氏
チェーザレ アットリーニでス ミズーラしたスーツに、ターンブル＆アッサーのオーダーシャツ、リヴェラーノ＆リヴェラーノのタイとブレイシーズという、なんともクールなミックス感。「お客様のキャラクターに合わせてあれこれ一緒に考えて最高の一着を生み出すのは、とてもやり甲斐を感じる仕事です」と田中氏。
Q：オーセンティックではなくひねりの利いたスーツも仕立てられますか？A：映画のワンシーンから出てきたような個性的なスーツを仕立てるお客様もいます「ジャケットよりもトラウザーズを1サイズ上げて、ウエストのシェイプをなくしたシルエットにしてスニーカーを合わせるスタイルのスーツ、ラペル幅を太くしてトラウザーズのウエスマン（ベルト幅）を太くしたスーツ、ウエストの絞りも緩くしてトラウザーズの股上を一番太くしたセットアップなど、映画のワンシーンから出てきたようなスーツを仕立てるお客様もいらっしゃいます。UAのスーツはクオリティと背景がありつつ、ファッションとカルチャーが入ってくるところに面白さがあるんですよね」
本記事は2019年11月25日発売号にて掲載されたものです。
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THE RAKE JAPAN EDITION issue 31
