時計大特集:百花繚乱!いま超高級時計が元気!
IWC
<アイ・ダブリュー・シー>
October 2021
ビッグ・パイロット・ウォッチ・
ショックアブソーバー XPL搭載する自社製キャリバー32115には、航空宇宙産業で使用されるハイテクアルミニウム合金を採用して軽量構造を実現。ケースには、チタン合金ベースの独自素材セラタニウム®を使用。軽さと堅牢性、耐傷性を備える。未来を感じさせる外観がクール。製造工程が非常に複雑なため、年間10本の限定生産。自動巻き、セラタニウムケース、44mm。¥9,427,000 (為替レートにより変動するため要問い合わせ)IWC(IWC Tel.0120-05-1868)
新システムで実現する
並外れた堅牢性 IWCの中でも長い歴史を持つパイロット・ウォッチは、現在も同社の主軸コレクションのひとつとして圧倒的な存在感を放つ。パイロットのための機能性は先進技術によって絶えず進化を遂げてきたが、その最新作は自社の新しい設計部門による初の開発製品である。
狭いコックピット内で鋭い金属物に囲まれるパイロットにとって、堅牢性は重要な機能のひとつ。IWCは8年以上に及ぶ研究を経てSPRIN-g PROTECTシステムを開発。システムの中核を成すカンチレバー・スプリングがムーブメントのクッションとしての役割を果たし、時計に衝撃が加わったときに生じる重力加速度からムーブメントを保護する仕組み。衝撃テストでは、30,000gもの衝撃加速度にも耐え抜いたというから驚きだ。
本記事は2021年7月26日発売号にて掲載されたものです。
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THE RAKE JAPAN EDITION issue 41