Thursday, April 29th, 2021

2021 The RAKES of the Year

ザ・レイク・オブ・ザ・イヤー vol.3

The Unifier
明日への希望を与える人
text tom chamberlin special thanks to Dukes Bar

Gary Barlow / ゲイリー・バーロウ1971年、イングランド・チェシャー州生まれ。90年代前半に、ボーイズボーカルグループ「テイク・ザット」のメインボーカリストとして一世を風靡。96年の解散後もソロアーティスト、作詞作曲家として活動。2012年に大英帝国勲章のOBEを受勲。ハイブランドを着こなすファッショニスタとしても知られている。

 ゲイリー・バーロウの名声は「テイク・ザット」における成功から30年近くも続いている。現在はゲイリーのような人が、今まで以上に必要とされている。その期待に応え、彼は“クルーナー・セッション”と呼ばれるシリーズを始めた。毎回違うゲストと一緒に、Zoomを使って歌を歌うのだ。

「4人の仲間に電話して聞いてみたんだ。歌でも歌おうかって。そして、ギターを持って、いろいろな友人たちとセッションをして、数日後にビデオを集めて、自分のソーシャルメディアにアップしたら、夕方にはニュースになっていたんだ」

 彼は全部で60回以上のセッションを完成させた。2020年末、彼はニューアルバム『Music Played by Humans』もリリースした。最終レコーディングは、3月のロックダウンの2週間前に行われた。

「本当に才能のある人たちが大勢集まって、こんなにも心に響くものができた」

 このアルバムは、コロナ以前の楽しかった日々を思い起こさせる。また普通の生活に戻れるという希望を抱かせる。ゲイリー・バーロウがTHE RAKE’S OF THE YEARに選ばれた理由は、この希望なのだ。

THE RAKE JAPAN EDITION issue 39

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