Special Hot Pots by tokotowa, produced by CHIUnE

CHIUnE/銀座Furutaがプロデュースする年末年始限定の2種類の鍋

December 2022

鍋が恋しくなるこの季節に、大切な人や自分へ贈りたい、年末年始限定の鍋が「tokotowa」から登場した。具材やスープ、調味料や薬味に至るまで、この鍋のためだけに一から考え、作られた贅沢鍋とは。

 

 

text yukina tokida

 

 

「〈銀座Furuta〉天城黒豚のしゃぶしゃぶ鍋BOX」。野菜以外の材料がすべてセットになった贅沢なボックスだ。

 

 

 

 2021年から富裕層や食通の間で人気の「tokotowa」という会員制サービスをご存知だろうか。予約困難店である、広尾の     「CHIUnE」(現在予約3年待ち)、銀座の「Furuta」(現在予約6年待ち)、そして岐阜の中華の名店「開化亭」をそれぞれ手掛ける古田家のシェフ三人(父とふたりの息子)が考える旬のコース料理を、毎月冷凍で自宅に届けてくれるサービスだ。各店で人気の定番メニューだけでなく、tokotowa限定のものまであり、料理2名分とデザート、ペアリング茶がセットになった通常プランに加え、ペアリングワインがセットになったプランも用意されている。

 

 そのtokotowaから2021年末に登場し話題となったのが、Furutaのオーナーシェフである父・古田 等氏と、CHIUnEのオーナーシェフであり、tokotowaのチーフプロデューサーである息子・古田 諭史氏が、古田家で実際に囲んでいた鍋を再現したしゃぶしゃぶ鍋のセット。当初は一度限りのものだったが、会員からの好評を受け、年末年始限定で復活した。購入者からの感想や意見を踏まえて内容が少しリニューアルされただけでなく、今年はそのラインナップに「水炊き鍋」が加わった。

 

 具材やスープはもちろん、調味料ひとつに至るまで、tokotowa専用キッチンで一から作られるこのふたつの鍋セットには、いくつものこだわりが詰まっている。もちろん余計な調味料や添加物は一切使われていない。

 

 今回は、しゃぶしゃぶ鍋「〈銀座Furuta〉天城黒豚のしゃぶしゃぶ鍋BOX」の方を詳しく紹介していきたい。

 

 鍋の主役でもある黄金色のスープに使用されているのは、等氏こだわりの「特級金華ハム」。余計な脂部分を丁寧に取り除く(実際に使える部分は元の半分くらい)という、贅沢な下ごしらえをした金華ハムを7時間以上かけてゆっくり煮出していくことで、非常に透明度の高い上湯スープに仕上がっている。深い旨みを感じられる、自宅ではとても再現できない味わいだ。

 

 

 

 

 この上湯スープと一緒に楽しむことでその旨みがさらに引き立つのが、今回初めて登場した等氏オリジナルの「車海老ワンタン」。車海老の甘味やプリプリ感、スープを含んだワンタンのつるんとなめらかでジューシーな味わいは、だれもが唸る美味しさだ。

 

 この鍋セットの大きな楽しみのひとつが、アレンジの幅を無限に広げてくれる多彩な薬味とたれの数々。たれは、胡麻の甘みと濃厚な旨みを感じる胡麻だれと、醤油ベースのあっさりした山椒だれの2種類がセットになっている。

 

 薬味としてついているのは、白胡麻、豆板醤、山椒、ラー油の4つ。なかでも山椒は、ブレンダーにかけた新鮮な実山椒をふるいにかけ、香りを逃がさないようにすぐに真空したもの。封を開ければ、たちまち豊かな香りが辺りに広がる。

 

 ラー油もtokotowa特製のもので、生姜と長ネギの香りをしっかりと移した油を、自宅の調理環境では再現不可能な高温まで加熱し、一味唐辛子と混ぜ合わせて作られている。少しつけるだけで、市販のラー油とは異なる香り高さを感じるだろう。

 

 

 

 

 そして主役の肉に選ばれたのは、「天城黒豚」。伊豆の金子畜産だけで飼育されている特別な豚肉だという。脂身の甘みと赤身のバランスが絶妙なバラ肉は、上湯スープにくぐらせるだけでも美味しいが、つけだれや薬味と合わせたら、もう箸は止まらない。痺れや甘み、香ばしさや旨み……異なる組み合わせの美味しさが次から次へと押し寄せるだろう。

 

 鍋の締めとして細めの中華麺もついているため、自分で用意すべき具材は、野菜のみ。同封されている手紙には古田氏おすすめの野菜も書いてくれているし、他にも自分好みの野菜をたっぷり用意すれば、それだけでレストランさながらの本格鍋を自宅で楽しめるというわけだ。

 

 

 

 

 この鍋について古田 諭史氏は、「両親はずっとお店が忙しく、昔から一緒に食事する機会が少なかったのですが、年末やお正月に家族や親戚が集まった時、必ず皆で食卓を囲んで食べていたのが、このしゃぶしゃぶ鍋でした。毎年年末が近づくと、この鍋のことを思い出したりもする、僕にとっては特別な鍋です」と語っている。

 

 もうひとつの「〈CHIUnE〉水炊き鍋BOX」の方も、古田 諭史氏の理想を詰め込んで完成したもの。美桜鶏とくずきり、特製つくねと藻塩、そしておじや用の米がセットになっている。つみれには鶏の5つの部位を使用していたり、米は北海道のつきがたFARMの「CHIUnE専用区画」で獲れた「ゆめぴりか」だったりと、こちらもひとつひとつの要素に徹底したこだわりが窺える。

 

 

「〈CHIUnE〉水炊き鍋BOX」。鍋に入れる野菜は白菜が一番おすすめだとか。

 

 

 

 

 12月26日(月)までに注文すると12月30日(金)もしくは1月6日(金)までの発送を選択可能。年明けは1月11日(水)までの注文で1月13日(金)ごろに発送される予定だという。

 

 この年末年始は、「いつまでも変わらず、永遠に残りつづけること。何年先も残り続ける料理と、味わった人の心に残り続ける時間を」という意味が込められた“tokotowa(常永久)”が、丁寧に作り上げたこの鍋を囲んで、大切な人との自宅でのくつろぎ時間をさらに特別なものにしてはいかがだろう。そのとっておきの瞬間は、永遠に、心に残りつづけるに違いない。

 

 

贈り物にも最適な洗練されたパッケージデザイン。

 

 

 

〈銀座 Furuta〉天城黒豚のしゃぶしゃぶ鍋BOX

2人前 ¥28,000(税・送料込)

https://box.tokotowa.co/story/article/furuta-shabu-shabu-2022

 

〈CHIUnE〉水炊き鍋BOX

2人前 ¥20,000(税・送料込)

https://box.tokotowa.co/story/article/CHIUnE-mizutaki-2022

 

tokotowa

https://box.tokotowa.co/

 

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