ETON: INNOVATORS IN ELEGANCE

スウェーデンを代表するエレガントなシャツ:イートン

June 2022

by AOBH O’BRIEN-MOODY

 

 

 

 

 シンプルなドレスシャツといえば、イートンというのがヨーロッパの紳士服業界では常識で、創業から100年近くが経った今でも、職人技が光るブランドとして名を馳せている。1928年、スウェーデンのゴングヘステルでデヴィッドとアンニ・ペッターソンという若い夫婦が立ち上げたこのメゾンは、当初は「Skjortfabriken Special(スウェーデン語で『特別なシャツ工場』の意)」という名前で、シンプルだが品質のいいシャツを作っていた。顧客は主に夫婦の家族、友人、近所の人たちだった。

 

 


イートンの最初の工場。

 

 


創立者のアンニ・ペッターソン。

 

 

 

 ブランドが成長し、需要が高まるにつれ、デイヴィッドとアンニの息子であるルーネとアルネが、高級シャツに適した新しい生地を求めて世界旅行に出発した。中でも英国の歴史あるプレップスクール、イートン校のスタイルは彼らに影響を与え、その名を冠したシャツ「イートンシャツ」を発表した。

 

 このブランドは、世界中で人気が上昇する中でも、常にスウェーデンのルーツに忠実であり続けた。現在でも、イートンはすべてのシャツを、そして最近ではアクセサリーもスウェーデンのゴングヘステル工場で作り続けている。北欧ならではの最先端技術で有名なファクトリーである。最高のコットン素材から縫製技術に至るまで、あらゆる段階で綿密な管理が行われ、一切の手抜きがない。

 

 

1934年の工場の様子。

 

 

 

 北欧の国らしく、サステナビリティについても最先端を走っている。イートンのシャツには、繊維が細く長いのが特徴の超長綿繊維(ELS)が使われており、生地は耐久性に優れ、適切な手入れをすれば何十年も使用できる。

 

 ネクタイやスカーフは、スコットランドとイタリア産のメリノウールやシルク、コットンで作られており、すべてのサプライヤーは、サステナビリティの認証システム「サステナブル・テキスタイル・プロダクション(STeP)」から最高レベルの認証を受けている。

 

 

 

 

 イートンのデザインは、シンプルで洗練されており、アンダーステートメントな姿勢に貫かれている。クリーンなカットとクラシックなシルエットはバランスがよく、誰が着ても似合う。

 

 

 

 

 現代性と永続性が同時に存在し、決して飽きることがない。あなたのワードローブにとって不可欠な一着になるのは確実だ。近年ようやく日本にも上陸したイートンについての詳細はホームページにて確認されたし。