JOHN LOBB HIT THE SLOPES OF COURCHEVEL 1850

ジョンロブ、クールシュヴェル1850のゲレンデに登場

March 2022

フランス南東部、アルプス山中に位置するクールシュヴェル1850は、世界的に知られる高級リゾートである。

そこのホテル バリエール レ ネージュは、名靴ジョンロブとのパートナーシップにより、ポップアップ・ストアをオープンさせた。

ゲレンデそばのモダンな木製ハウスには、パリから来た靴職人が常駐している。

 

 

 

by FREDDIE ANDERSON

 

 

 

 

 

 ヨーロッパで最も高級なウィンターリゾートのひとつ、クールシュヴェル1850(町の名前に標高を表す数字がついている)には、スピード、贅沢、そして快楽主義を求めてジェットセッターたちが集まってくる。今年はエルメス傘下の老舗ブーツメーカー、ジョンロブが町のラグジュアリーネスをさらに高めている。

 

 5つ星ホテルのホテル バリエール レ ネージュが企画したジョンロブのポップアップ・ストアは、ゲストたちに大好評である。数々の伝説を生んだベルコート・ゲレンデの麓に位置し、建物は最新鋭の木製シェルターで出来ている。アウトドアの原点に忠実なこの店は、通りすがりのスキーヤーにシューズコレクションを見てもらうだけでなく、ジョンロブのマスターブーツメーカーによるデモンストレーションを体験してもらい、豊かなひとときを楽しんでもらえるよう工夫されている。

 

 

 

 

 

 ポップアップストアでは、ふたつのエクスクルーシブモデルを販売している。ジョンロブのアイコンであるAlderウォーキングブーツのシアリング・ライナーがついたバージョンと、1940年代のアーカイブのスタイルからインスピレーションを得たSommetスノーブーツだ。

 

 パリのアトリエでハンドメイドされたこれらのブーツは、靴として最高の技術を用いて作られており、しかも現代的な意匠も併せ持っている。これはジョンロブのすべての製品に共通する美点なのである。

 

 

 

 

 

 

Alder

8アイレットのダービーブーツ。ジョンロブのアーカイブにあった、1940年代のスキーブーツにインスピレーションを受けて製作された。 どんな条件にも対応する機能性と上品さを兼ね備えたモデル。タンの裏側と、足首周りはクッションが入り、快適な履き心地を実現している。ライトウェイトウォーキングソールを採用。