James Bond’s Top 10 Most Rakish Style Moments
ジェームズ・ボンドが最もRAKISHだった瞬間BEST10
January 2020
ジョージ・レーゼンビー@女王陛下の007(1969)
ジェームズ・ボンドは、イギリス海軍の指揮官であり、海つながりでダブルブレストのネイビーブレザーがよく似合う。 レーゼンビーは、6つボタン、3つがけのブレザーにピンクのシャツとニットのネクタイを合わせている。 エレガントでタイムレスなコーディネイトである。
『女王陛下の007』はシリーズの汚点としてしばしば批判されるが、映画は商業的に成功し、そのワードローブのすばらしさだけでなく、ダイアナ・リグ演じる最高のボンドガール、ジョン・バリーによる最高のサウンドトラック、間違いなく最高のエンディングを擁している。
もし彼が『ダイヤモンドは永遠に』に主演していたら、もっと素晴らしい作品になっていたに違いない。
ロジャー・ムーア@黄金銃を持つ男(1974)
ロジャー・ムーアは演技の天才であり、彼以上にうまくボンドを演じられる人物はいない。そして彼はフレアーパンツを履いた初めてのボンドにもなった。しかし、より幅広のトラウザーズとラペルがトレンドに戻ってきているいま、彼の仕立ては再び新鮮に見える。
彼のミディアムグレイのフランネル製チョーク・ストライプのダブルブレステッド・スーツは、時代を超えた一着だ。サヴィル・ロウ式の6つボタン1つがけ、ピークドラペルと深いサイドベンツが特徴である。
スラントしたサイドポケットにはフラップが付いており、スーツの袖口にはリンクボタンが付き、フレア気味にカットされている。 このレイキッシュなディテールは復活に値する。これはまた、ムーアの友人であるパトリック・マクニーにも好まれ、彼がスティードを演じたテレビシリーズ『おしゃれ㊙探偵』にも登場した。また1990年代にポール・スミスが同じカフを使用し、短いリバイバルを果たした。
ムーアはこのスーツに、ピンクのシャツと厚いシルク製のワインレッドのネクタイを合わせていた。