James Bond’s Top 10 Most Rakish Style Moments

ジェームズ・ボンドが
最もRAKISHだった瞬間BEST 10

Tuesday, January 7th, 2020

機知に富んだユーモアとクラシックなブリティッシュ・テーラーリングで知られる男、ジェームズ・ボンド。

50年間も続いているシリーズより、最もスタイリッシュだったシーンを集めてみた。

 

 

デヴィッド・ニーヴン@カジノ・ロワイヤル(1967)

 

 イアン・フレミングによるシリーズの最初の小説に基づいた1967年のスパイコメディは、決して傑作とはいえず、『ネバー・セイ・ネバー・アゲイン』と同じく公式のボンド映画ではない。しかし、デヴィッド・ニーヴンの着こなしは注目に値する。ニーヴンは完璧だった。

 

 彼はイングリッシュ・ジェントルマンであり、またフレミングの友人でもあった。フレミングはシリーズの主演として、ショーン・コネリーよりも彼を推していた。彼のワードローブは、素晴らしいものだった。

 

 映画では、シルク・ベルベット製のトップカラーがついた、カッタウェイフロントのダークブルーのダブルブレステッド・フロックコートを着こなしていた。ウィングカラーのシャツにはクラバットが美しく結ばれていた。すべてが完璧に仕立てられていた。

 

 ニ―ヴンはいとも簡単にそれらを着こなしていた。しかし、それは英国がまだ“大英帝国”であった時代、マーシャル計画(米国政府が組織した戦後の経済回復プログラム)に依存していなかった頃の服装だ。あまり出来の良くないコメディ映画における、必見のポイントである。

 

 

ジョーン・コネリー@ドクター・ノオ(1962)

 

 初めてジェームス・ボンドとしてのショーン・コネリーが登場したとき、彼はタキシードを着ていた。色はミッドナイトブルーで、キッドモヘアを思わせる微妙な光沢があり、スリムなブラック・シルクサテンの襟とマッチする、ターンバック・カフがついていた。

 

 ボウタイは細くスクエアで、ターンダウン・カラーの柔らかいプリーツのシャツを着ていた。胸ポケットにはシンプルに折り畳まれた白いリネンのハンカチが差されていた。 非常にエレガントなこのシーンは、ボンドというキャラクターとブラック・タイの関係を印象づけた。

 

 実は私は、この映画における彼のその他のテーラード・ワードローブは大していいと考えておらず、彼がジャマイカのシーンで履いていたショートソックスは、いかがなものかとも思っている。この映画で最もクールだったのは、ハニー・ライダース(ボンドガール)のビキニとジャック・ロードがかけていたサングラスだったかもしれない。

 

 

 

ショーン・コネリー@ゴールドフィンガー(1964)

 

 

 私がサヴィル・ロウの若いセールスマンだったとき、ショーン・コネリーが映画『ゴールドフィンガー』のフォートノックスのシーンにて着用した、グレンチェックのスリーピースは、最もボンドらしいスーツと言われていた。

 

 シングル・ブレステッド、ツーボタン、狭いノッチド・ラペルを備えたジャケットには、チケット・ポケットとサイドベンツがついていた。ウエストコートには、スリムなラペルと6つのボタンが設えられている。トラウザーズは、もちろんツープリーツ。ここでノープリーツのトラウザーズはあり得ない。

 

 しかし、これはよくある間違いでもある。映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』でも、レオナルド・ディカプリオが演じる主人公が同じ間違いを犯していた。ディカプリオは、コネリーがゴールドフィンガーで着ているのと“まったく同じスタイル”のスーツを3つ注文したつもりだったが、それらはすべてノープリーツだったのだ。

 

 コネリーのスーツは、コンジット・ストリートのアンソニー・シンクレアによって仕立てられ、深いダブル・プリーツとテーパード・シルエットが特徴だったのにも関わらず、だ。

 

 

→気になるNo.4はいかに