James Bond’s Top 10 Most Rakish Style Moments
ジェームズ・ボンドが最もRAKISHだった瞬間BEST10
January 2020
ショーン・コネリー@ロシアより愛をこめて(1963)
オリジナルのフレミング小説のファンの間では、ボンドにとって一日のうちでお気に入りの食事が、朝食であることはよく知られている(そして、マティーニではなくバーボンが彼の最もお気に入りの飲み物だ)。
映画『ロシアから愛をこめて』でホテルのルームサービスに注文したのは、緑のイチジク、ヨーグルト、ブラック・コーヒーだった。そしてトルコでのミッションは紳士的に午前9時から始まる。
この洗練されたシーンでは、ボンドのシャツの袖口を見ることができる。 折り返してはあるが、カフスリンクスなしで留められる、“カクテルカフス”は、ジャーミン・ストリートのシャツメーカー、ターンブル&アッサーによって作られたものだ。
ボンドは、海外で美味しいものにありつくにはローカルフードに限ること、なくしたカフスボタンを探すために、ホテルの床をうろうろするようなことに、時間を費やすべきではないと教えてくれる。悪の首謀者の野望をくじかなければならない時なら、なおさらだ。
ジョージ・レーゼンビー@女王陛下の007(1969)
服装における最高のボンドはジョージ・レーゼンビーであり、ツーピースのプリンス・オブ・ウェールズ・チェックのスーツは彼の最もスマートなスーツだ。 ゴールドフィンガー・バージョンと比較して、ラペルはより広く、胸はよりすっきりとしている。これは1969年の映画で、極端な1970年代のスタイルにはまだなっていない。
ディミ・メジャーによって仕立てられたグレンチェック・スーツには、アイスブルーのシャツが引き立つ、微妙な青いオーバーチェック柄があった。2ボタンで、ラペルのノッチは高く、ラペルは第1ボタンに向けて穏やかなカーブを描いている。
サイドポケットは、強くスラントしており、カーブのついたフラップと、チケットポケットが付いている。
ジャケットの長さはコネリーのものよりも少し短く、深いサイドベントと適度に開いた前裾は、完璧な裾周りを作っている。フラットフロントのトラウザーズは太ももが細く、シングル仕立てで、わずかにテーパードをつけつつ、真っ直ぐにカットされている。まさに素晴らしい。