〈編集長対談〉いまアブダビが熱い! ! バイテックス社の不動産投資戦略

政府系デベロッパー、モドン社とともに新しい都市の理想系を目指す

August 2026

新たな都市開発デスティネーションとして、現在注目を集めているのがアブダビ。バイテックス社はそのアブダビへの不動産投資を一手に引き受ける専門企業だ。今回アブダビより政府系企業モドン社が来日し、バイテックス社とともに投資特別説明会を開催。この貴重な機会に現在のアブダビとその将来像、不動産投資の魅力を伺った。

 
 

text and photography Masakatsu Ikeda

 

国家主導によるアブダビ開発

大久保: 海外の不動産投資案件では政府の関与が限定的なケースが多く見られます。しかし今回、驚いたのはモドンという組織の資本構造と政府の関与の深さです。まずはアブダビ市場の全体像について伺えますか?

上野: 私たちバイテックスは、日系企業として初めてアブダビ不動産の公式販売代理店となりました。アブダビには現在、約1.7兆米ドル(約250兆円以上)の政府系ファンドが存在しており、これは都市別で見ると世界最大規模です。この資金を背景に、都市の土地開発からインフラ整備、巨大都市計画まですべてを手掛けているのがモドンです。

大久保: 世界最大の政府系ファンドが背景にあるというのは、投資の安全性を考える上で最大のインパクトですね。

上野: まさにその通りです。単に物件を販売して終わりではなく、モドンの不動産をご購入いただいた後、責任を持って日本のクライアントの皆様をアフターフォローしていく体制があります。

モハメド: モドンはアブダビ政府が100%所有する完全に公的な組織であり、アブダビ政府系ファンドの一部です。私たちのタスクは、単に建物を売って利益を上げることではなく、ドバイや世界の主要金融センターからビジネスパーソンや投資家、同じ志を持つパートナーを呼び込みたいのです。

 

マスターデベロッパーとしての存在感

大久保: 都市の将来を共創するパートナーを惹きつける、という視点は民間では出てこない発想ですね。実際の開発スケールはいかがでしょうか?

モハメド: 私たちは街全体のマスタープランを描く「マスターデベロッパー」でアブダビ政府が所有する土地は、すべてまずモドンに託されます。最小規模の開発プロジェクトでさえ250万平方メートル(東京ドーム約53個分)です。道路や水道、通信などのインフラを敷き、都市計画を完成させた上で、他のデベロッパーに参入してもらうのです。モドンに投資するということは、単に一室を購入することではなく、都市の創造という政府の巨大な国家計画そのものに投資することを意味しているのです。

大久保: まさに国家レベルのインフラ・都市開発ですね。一企業というより、日本でいうところの「省庁」や「政府実行機関」が自ら予算を投入して事業を推進しているイメージに近いのではないでしょうか。

モハメド: おっしゃるとおりです。すでに日本のトップ企業もモドンの重要なパートナーです。また、ホスピタリティ分野ではグローバルな教育機関やヘルスケア機関とも協業しています。バイテックスと共に日本の富裕層や投資家の皆様に提供したいのは、数年かけて精巧に築き上げられる巨大な都市計画の一部であり、極めて高品質な不動産なのです。

 

262社を束ね、投資家に価値を還元

大久保: 居住空間やインフラだけでなく、スポーツや娯楽まで含めた衣食住、ライフスタイル全般もプロデュースしているそうですね。

カイ: 不動産開発は私たちのビジネスのひとつに過ぎず、非常に広範な事業を構築しています。世界最大の人工サーフィン施設「サーフ・アブダビ」、中東初となる室内自転車競技場「ベロドローム」、「フェアモント」「アナンタラ」といった世界最高峰のラグジュアリーホテルブランドも展開しています。

モハメド: わたしたちが重視するのは 「スピード」です。モドンの下には262のグループ会社が存在し、全社が「アブダビという都市を最速で創り出す」というベクトルを共有しています。

大久保: 利益優先の民間企業には真似できない、政府系マスターデベロッパーならではの手法ですね。

上野: 長年不動産会社を経営してきましたが、不動産を提供する上で一番の課題は「その投資が真に安全であり、成長性があるか」という点に尽きます。圧倒的な政府資本でインフラからライフスタイルまでを創り上げるモドンのプロジェクトは、その課題に対する完璧な答えです。バイテックスは日本とアブダビを結ぶ架け橋として日本の皆様が安心して巨大な成長ストーリーに乗っていただけるよう、全力を尽くしていきます。

 

  • 上野 真司

    BITEX HOLDINGS LLC
    代表取締役社長 兼 CEO

    上野 真司

    Shinji Ueno

    日本の上場企業で代表取締役社長を務めた後、海外へ拠点を移す。アブダビ、東京、ロンドンなどを結ぶグローバルネットワークを構築し、日本人投資家向けのUAE不動産事業やエネルギー事業などを推進している。

  • モハメド・アブデルラジク

    Modon Properties
    最高商務責任者 CCO

    モハメド・アブデルラジク

    Mohammed Abdelrazik

    UAEの不動産投資分野において豊富な経験と専門知識を有する専門家。Mubadalaで副社長を務めたあとモドン社に参入。同社の商業戦略を統括し2025年には売上高2.5倍に成長させたキーパーソン。

  • カイ・シャン

    Modon Properties
    国際営業責任者

    カイ・シャン

    Cai Xiang

    政府系大手デベロッパーを経てモドン社には創業初期の段階から参画。英国、ドイツ、スイス、オーストリア、東アジアの戦略市場で販売体制を確立。国際販売ネットワークの構築と拡大において中心的な役割を担う。

 


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(問)バイテックス 050-1720-4462