TAILOR WATANABE ‘MTM Suit’

圧巻のドーメル、旦那衆たちに贔屓にされる町テーラー

June 2026

text Yuko Fujita

photography Masakatsu Ikeda

 
 

 私はイタリアにいて参加できなかったのだが、先日ザ・ペニンシュラ東京の「Peter」で開催された「Salon de THE RAKE」にて、参加された経営者数名が着用していた素敵なタキシードは、文京区本駒込の「テーラー渡辺」で仕立てたものだったという。同店は凄まじい量の生地のストック(着分だけでも700種以上)を誇り、あのドーメルのストックも国内トップクラスだという。店主は3代目、渡辺弘行氏だ。もともと職人であったため、要望に応じて仕上げを自身で手がけつつ、コストパフォーマンスに優れたスーツを提供している。店内にはスーパー200’sやスーパー180’s&カシミアといった最高級の生地もゴロゴロ並ぶいっぽうで、ツウなツイード生地までぎっしり。同じようにタキシードという選択も大いにありだし、個人的にはノーフォークジャケット(国内縫製で¥83,600〜)あたりも面白そうだと思っている。

 
 

提携工場で仕立てながら、リクエストに応じて渡辺氏が仕上げるため、柔軟なリクエストが可。スーツで¥107,800 ~(仮縫い込み)で、納期は約2ヶ月。バンチの数も圧巻だが、着分で選ぶのは格別だ。ヴィンテージも当然のように多々並ぶ。

 
 

TAILOR WATANABE
東京都文京区本駒込5-7-14

03-3821-7720

 

 

本記事は2026年5月25日発売号にて掲載されたものです。
価格等が変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

THE RAKE JAPAN EDITION issue 70より抜粋