富山の山海の魅力に出合える「パレスホテル東京×レヴォ」一夜限りの饗宴

　パレスホテル東京が、『ミシュランガイド北陸2021特別版』で二ツ星に輝いた富山のレストラン「Cuisine régionale L’évo（キュイジーヌ・レジョナル・レヴォ）」とコラボレーションした美食イベント「Essence of Japan（エッセンス オブ ジャパン）－北陸シリーズ・富山県－」を2025年2月12日（水）に開催する。今回で第四弾となる同イベントは北陸3県の食をテーマとしており、福井県、石川県に続き富山県が最後を飾る。

　富山の美食にこだわり、五感でその土地ならではの料理を創る「L’évo」のオーナーシェフ谷口英司氏は、フランスのレストランガイド『ゴ・エ・ミヨ2022』で2度目の“今年のシェフ賞”を受賞した実力の持ち主。当日は谷口氏を迎え、パレスホテル東京の総料理長 齋藤正敏氏と一夜限りの饗宴を開催する。コースは共作のアミューズ ブーシュから始まり、齋藤氏は温前菜「富山産真鱈白子のフリット サラダのブーケ トリュフのヴィネグレット」と魚料理「富山産キジハタと紅ズワイ蟹 エカイユ仕立て 小松菜のクーリ」、谷口氏は冷前菜「炭で軽く炙った水ダコと自家製キャビア」と肉料理「仔猪のロースト 完熟山椒の香り」を担当。注目すべきは、谷口氏のスペシャリテとして知られる温前菜「大門素麺（おおかどそうめん）／フキノトウオイル」で、もちもちとした半生麺をアルデンテに茹で、フキノトウオイルが香る山羊のチーズのスープでいただく、えもいわれぬ旨さの一品だ。

　美食の数々を彩るペアリングは、ローラン ペリエ ブリュットのシャンパンカクテルや、富山を代表する桝田酒造店の日本酒「満寿泉（ますいずみ）」の純米大吟醸と貴醸酒、氷見市のワイナリー「SAYS FARM（セイズファーム）」で自社の葡萄のみで作られた稀少なワイン3種がラインナップ。ここでしか味わえない唯一無二のひと皿とともに堪能できる。なお、コース料金の一部は日本赤十字社へ寄付される。

text: chiharu honjo