Sunday, December 6th, 2020

PATEK PHILIPPE “TWENTY~4®”

パテック フィリップ:
現代女性に寄り添う“クラシック”

時は止まらない。女性のライフスタイルが大きく変化しているのに、私たちにフィットする時計はどこに? 
パテック フィリップのタイムピース“TWENTY~4®”はこれに応える。
text kioko kobayashi

顔の表情と同じくらい、手首の印象は自分自身を物語るもの。新作の「TWENTY~4 4910/1200A」は、カジュアルな装いからドレススタイルまで、どのシーンにも鮮やかな存在感で応えてくれる。華美すぎない控えめなエレガンスは、ディテールの計算された美しさから醸し出される。

 例えば朝起きてすぐにすることは何だろう。時計を見ることかもしれないし、ちょっとした験担ぎでベッドの左側に降りることかもしれない。思えば奇妙な習慣がついてしまっている自分に対して、たいていの女性たちはそれをわざわざ直すことはしない。時間に沿ってスムーズに一日を過ごす、いわば一種の儀式なのだから。

 時計を身に着けるのは、違うタイムゾーンに入る準備でもある。時間のスイッチを切り替えるために、女性はメイクアップや装いを選び直すといったひとつずつのステップを、限りなく本能的に、しかしある種の的確さを保ちながら、吟味しつつ完成させてゆく。そして最後に身に着ける時計は、気持ちの切り替えを完了させる優れた道具というだけでなく、誰よりも長い時間をともにするパートナーでもあるのだ。

 おそらく女性が「良い時計」を必要とするのは、男性にとっての理由=ステイタス志向や合理的な機能主義とは少し違うだろう。簡潔に言えば「心地よく美しい」タイムピースである。もう少し付け加えれば、着けているときの安心感や信頼性が自身を自然体にするという効果がある時計、と言うことができる。しかし、パテック フィリップはさらにその先を見つめ、『あなた自身の伝統をつくろう』と呼びかける。自分という生き方を肯定し、少し前進させ、社会の中での確立した役割を求める。時計はかくも自分自身を反映させるものなのかと思う反面、実は時計によって引き上げられる自分がいることにも気づかされる。

TWENTY~4
4910/1200A
2020年の新作2モデルのうちのひとつ。全体を滑らかなストリームラインで包み、手首にフィットする着け心地の良さに配慮した丸みのあるリンクが特徴。25.1mm×30mmのケースにブレスレット幅をほぼ一体化させたデザインにより、モダンさが際立つ。丸みのあるケースに施されたダイヤモンドとグレー・ソレイユのダイヤルに植字アラビア数字とゴールドのトラペーズ・インデックスは鮮やかな表情を見せる。快活でありながら、シーンの切り替えも自在で、クールな現代女性たちにこそふさわしい、存在感のあるタイムピース。クオーツ、SSケース×ダイヤモンド、25.1×30mm。¥1,540,000 Patek Philippe(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター TEL.03-3255-8109)

本記事は2020年11月25日発売号にて掲載されたものです。
価格等が変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

THE RAKE JAPAN EDITION issue 37

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