June 2017

GET THE LOOK!

今やアイウェアは洒脱な紳士のスタイルに欠かせない存在。
旬な顔つきへとアップデートする最新作から、心強いパートナーを見つけてほしい。
text yasuhiro okuyama(POW-DER)
photography pak oksun(CUBE)
still photography jun udagawa
fashion direction akihiro shikata
hair&make-up kaori’ws(CUBE)

品格と艶っぽさを両立した大人の男性のための1本19世紀末の欧州における日本美術ムーブメントをブランド名の由来とする「ジャポニスム」。アイウェア素材の最高峰ともいえる、天然素材の鼈甲(べっこう)を使用したメガネは、見た目以上に軽く、肌への当たりも優しい。さらに独自開発の板バネ機構を採用し、やわらかなフィット感を実現。素材の良さを最大限に引き出した、唯一無二のモデルだ。

メガネ¥800,000 Japonism
スーツ ¥367,000 Caruso
シャツ¥22,000、タイ¥28,000 both by Bryceland’s
チーフ¥13,000 Drake’s
タイバー、時計 property of stylist

Left:
美しい建築のような立体感を放つフォルム「ジャポニスム」の新作『JN-1005』。美しさと普遍性を突き詰め、すべての制約をなくしてさらなる高みを目指したハイステージラインだ。比類なき立体感が個性的なメガネだ。チタン材を用いて、プレス製法でフロント形状を作り上げていく技法は、鯖江の高度な技術とノウハウから生まれたもの。機能性と意匠性を高次元で両立させたメガネは、多くの経験を積み重ねたジェントルマンにこそ似合う。絶妙な着用感を味わいつつ、スマートにかけこなしたい。
メガネ¥84,000 Japonism

Right:
他に類を見ないゴールドの新境地独特な面構成により、ゴールド特有の質感を際立たせたデザイン。ゴールドならではのステイタス感に、「ジャポニスム」のエッセンスである“機能が自然な形状に内包されたフレーム”がミックスされた、他に類をみないフレームだ。このデザイン性ゆえに量産は困難だが、他と被ることのないオリジナルな顔つきを手に入れたい。
メガネ¥880,000 Japonism
スーツ¥180,000 Ring Jacket
シャツ¥41,000、チーフ¥28,000 both by Caruso
タイ¥28,000 Tie Your Tie

Left:
ミニマルが生む空気のようなかけ心地カンジナビアならではのミニマルデザインで、極めて美しくシンプルなアイウェアで知られる「リンドバーグ」。シートメタルに、極薄のプラスチック枠を内側からはめ込んだコンビネーションフレームは、個性的な顔立ちを作リ出すのに最適。軽量でフレキシブル、そして強度にも優れるという、三拍子揃ったメガネは、まさに美しいアート作品のような雰囲気を醸し出している。
メガネ¥50,000 Lindberg
ジャケット¥270,000 Isaia
シャツ¥22,000、タイ¥28,000 both by Bryceland’s
タイバー¥20,000 Red Rabbit
チーフ¥7,800 Drake’s

Right:
バッファローとチタンのコンビが生み出す新境地力強いイメージのバッファローホーンとチタンを組み合わせたスタイルが目を惹く新作メガネ。スクリュー、リベット、はんだ付けなどの不要な材料を取り除き、超軽量なフレームを実現している。天然ホーンを何枚も重ねる技法を取り入れ、素材の色や模様はひとつひとつ異なる。ハンドメイドで作り上げるため、それぞれのフレームはまさに世界にひとつだけのもの。「リンドバーグ」は、好みのデザインや素材などを細部にわたり選択可能で、個別の製造番号をつけて手作業で仕上げられるのも特徴だ。
上:メガネ¥146,000、下:メガネ¥133,000 both by Lindberg

Left:
骨太のウエリントンサングラスの新境地2015 年からスタートした新鋭ブランド「ジャックマリーマージュ」。日本国内の最高峰の技術を誇る工場で作られているが、ラグジュアリーさとともに、時代感をつかんだ遊び心を感じさせるデザインで、世界中のファッショニスタから注目を浴びている。厚さ10mm の極厚生地のインナーにメタルパーツをはめ込み、18Kゴールドの貴金属を効果的に使用することで、フロントに美しいコントラストを生み出し、高級感のあるエレガントさを表現している。フロントパーツとテンプルをつなぐ蝶番は、堅牢性の高い5枚蝶番を採用し、安定感のある掛け心地も実現している。
サングラス¥69,000 Jacques Marie Mage/OBJ Osaka

Right:
クラシックの新たな領域に踏み込む意欲作ボストン型の玉型にダブルブリッジデザインを組み合わせた、クラシカルなフロントシェイプの「トレミー48」の新作。アセテートパーツを組み合わせることで、エレガントで知的なイメージを演出している。ヨロイ部分には高度なプレス技術を用いて彫金模様を加工し、βチタンのテンプルで抜群のかけ心地を実現。クラシックでありながら時代感をつかんだ、洒脱な雰囲気になれる1本だ。
メガネ¥45,000 Ptolemy48
スーツ¥221,000 Caruso
シャツ¥18,000、タイ¥28,000 both by Bryceland’s

Left:
技ありのコンビが顔に洗練さを増す角度によってさまざまな表情を見せる細身のラウンド型のコンビネーションフレーム。チタンリムの内側にアセテートの“輪”を組み合わせ、テンプルの樹脂部分のCP 材と同色に染色するなど、随所にこだわりが見られる。ブリッジ部分には繊細な彫金を施し、アクセントに。緻密な設計でアセテートリムの細さを追求し、見た目同様の軽いかけ心地を実現している。
メガネ¥35,000 H-Fusion 
タキシード¥350,000 Isaia 
シャツ¥30,000 Ring Jacket 
ボウタイ¥12,000 Drake’s
チーフ¥11,000 Carlo Riva

Right:
すべてが限定生産の革新的なアイウェアハリウッドを拠点に確かな審美眼を持つカスタマーたちから支持を受けている新鋭ブランド「ジャックマリーマージュ」。デザイナーのジェロム・マージュの研ぎ澄まされた感性から生まれるコレクションは、クラシックなスタイルをモチーフに、厳選された素材と独自の素材使いが、他には見られない雰囲気を醸し出している。すべてのモデルにシリアルナンバーがつけられた限定生産で、職人技を重視した厳重な生産管理のもと、1本1本丹念に作られた希少性の高いアイウェアだ。
左:サングラス¥90,000、右:メガネ¥70,000 both by Jacques Marie Mage/decora TOKYO

本記事は2016年11月24日発売号にて掲載されたものです。
価格等が変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

THE RAKE JAPAN EDITION issue 13

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