WHAT TO WEAR FOR AN ITALIAN SUMMER

イタリアでの夏の服装

August 2023

夏のバカンスの間、イタリアほど一日をのんびりと過ごすのに適した場所はない。カプリ島であろうとフィレンツェであろうと、いつでも涼しくスタイリッシュでいられる服装をご紹介しよう。

 

 

by the rake

 

 

 

 

 イタリアと夏というふたつの言葉を聞いて、心が踊らぬ人はいないだろう。この地球上で、赤からオレンジの色合いの冷たい飲み物を片手に日中を過ごすには、これほどスタイリッシュな場所はない。

 

 しかし、イタリアを本当に楽しむためには、それなりの服装が必要だ。特にナポリのような古都では、暑さが長引き、爽やかな風が吹きにくい。

 

 

 パッキングに関しては、考えすぎてはいけない。その代わり、服に手を伸ばすたびに、その服がエレガントに見えるかどうかを自問することだ。涼しく、移動に便利で、リラックスかつエレガントに見えるかどうか。この3つの条件を満たす決め手となるのは、上質な素材とゆとりのあるカッティングだ。実にシンプルである。

 

 ここでは、あなたが夏のイタリアに向かう前に考えるべきいくつかのポイントをご紹介しよう。

 

 

 

 

 プルオーバーからオープンカラーまで、多くのシャツは、イタリアでの装いのキーとなる。エレガントでチャーミングなものがいい。決して、堅苦しく窮屈であってはならない。

 

 リネンは最も注目したい素材だ。織りがゆるいため、通気性がよい。そして軽いため汗で体に張り付かない。また、コットンも同じような機能を持っており、より遊び心のあるカラフルな色を選ぶことができる。

 

 鮮やかで味わい深く、テーラリングにも合わせられるシャツならコルドネ1956、オープンカラーシャツなどカジュアルなスタイルならジ・イングレーゼケヴィン・シアーなどがおすすめだ。

 

 

 

 

 バカンスに行くときは、少なくとも1着はジャケットを用意しておくのが賢明だ。せっかくイタリアにいるのだから、ドレスアップ用のアイテムも用意しておきたい。ナポリで縫製されているブランド、SACCO(ザッコ)なら、羽のように軽いウールのブレザーが、さまざまな色で取り揃えられている。

 

 モダンなテーラリング・メゾン、デ・ペトリロは、ナポリ北部のアトリエで羽のように軽い生地を使ったジャケットを製作している。個性的で、フォーマルなトラウザーズとの相性も抜群だ。

 

 

 

 

 トラウザーズやショーツは、何よりも着心地を重視したい。ここでもリネン素材を選べば、日差しが強くても涼しく感じられる。エレガントさを重視するなら、ダブルプリーツのトラウザーズを選ぶべきだ。

 

 キット・ブレイクには、コットンやリネン素材のトラウザーズが豊富に揃っている。屋外でのディナーやガーデンパーティなら、ジャケットを羽織っても素敵だ。また、ポメラナポリはナポリで最も尊敬されているトラウザーズ・メーカーのひとつ。ロング・トラウザーズが有名だが、ショーツの出来も同様に素晴らしい。

 

 

 

 

 シューズは、イタリアの街並みを考えると、快適さを最優先して選ぶのがよい。オックスフォード・シューズは忘れて、エレガントなフォルム、アンライニング、ソフトソールのローファーにこだわろう。

 

 最近のメンズ・シューズの中での注目株は、ボードイン&ランジだろう。衝撃を吸収するラバーにスエードのアッパーを組み合わせたこのシューズは、フィレンツェの混沌とした石畳の上を一日中歩いても大丈夫である。