SPECIAL WHISKEY PAIRING DINNER at Mandarin Oriental, Tokyo

広東料理「センス」で期間限定開催
“オリジナルウイスキー”とのペアリングディナー

June 2022

 

 

 マンダリン オリエンタル 東京の37階に位置する広東料理「センス」は、本格的な広東料理を堪能できる日本屈指のダイニングだ。同店の核であるふたりの料理長、鈴木 豪氏と中間 利幸氏が目指すのは“本場よりも美味しい広東料理”。そのために両氏が徹底的にこだわっているのは、注文が入ってから食材を捌き、火入れをし、提供すること。まさに“できたて”の状態で供される料理の数々は、漂う香りや、口に入れた瞬間に楽しめるさまざまな食感や味わいを、よりダイナミックに演出してくれる。

 

 

 

広東料理「センス」のふたりの料理長、鈴木 豪氏(左)と中間 利幸氏(右)。両氏ともマンダリン オリエンタル 東京開業時から同ダイニングに携わっている。ふたりの動きは、阿吽の呼吸だとか。

 

 

 

 そんなふたりが作り上げる料理を、「ユニークで希少なドリンクとペアリングすることにより、普段とは異なる食事体験を愉しんでほしい」という思いで登場したのが、ふたりの料理長に加え、シェフソムリエとヘッドバーテンダーの4名で考案した、ホテルオリジナルウイスキー『マンダリン オリエンタル 東京 オリジナルウイスキー イチローズモルト プライベートカスク』や中国ワインとのペアリングを楽しめる特別ディナー。彼らの料理を存分に引き立てる、文字通りスペシャルなコースだ。

 

 この『マンダリン オリエンタル 東京 オリジナルウイスキー イチローズモルト プライベートカスク』は、通常はバーとラウンジでボトルキープの注文のみ受け付けているもの。しかし、今回のペアリングディナーでは、その貴重なウイスキーをグラスで、しかも多彩な料理に合わせたさまざまな飲み方で堪能できる。5大産地(アイルランド、スコットランド、アメリカ、カナダ、日本)の原酒をブレンドし、フランス・ボルドー地方 サン・テミリオン地区の第一特別級Aシャトーのワイン樽で後熟させた圧倒的な味わい深さが特徴だ。

 

 コースで提供されるのは、同ダイニングのシグニチャーディッシュでもある「香港焼き物盛り合わせ」や「佛跳牆(ファッティウチョン)」をはじめとする全8品。

 

 たとえばしっとりジューシーで柔らかな叉焼や、カリッカリに焼かれた皮付き豚バラ肉、そして贅沢にも丸焼きにした仔豚を一口サイズで楽しめる「香港焼き物盛り合わせ 炭火仕上げの叉焼・皮付き豚バラ肉の焼肉・仔豚の釜焼き」にペアリングされるのは、オリジナルウイスキーのニート(ストレート)。ジューシーな叉焼の甘み、皮の香ばしさや味噌の味わいと、カラメルを感じさせつつ、時間の経過とともに香り高くなっていく常温のウイスキーが互いを引き立て合う。

 

 

 

「香港焼き物盛り合わせ 炭火仕上げの叉焼・皮付き豚バラ肉の焼肉・仔豚の釜焼き」には『マンダリン オリエンタル 東京 オリジナルウイスキー イチローズモルト プライベートカスク』のニートをペアリング。

 

 

 

 「文華廳伝統の舌平目のブラックビーンソース炒め “ドラゴンボート”仕立て」にはオンザロックがペアリングされる。本場の味わいや香り、雰囲気を味わえるこの一品は、マンダリン オリエンタル 香港の広東料理「マン ワー(文華)」の伝統料理。香港産のブラックビーンにオイスターソース、中国醤油と、氷が溶けていくにつれて徐々に味わいが変化していく冷えたウイスキーの相性は、言わずもがな抜群だ。

 

 

 

下に敷かれた骨までまるごと堪能できる「文華廳伝統の舌平目のブラックビーンソース炒め “ドラゴンボート”仕立て」。ブラックビーンソースのうまみとウイスキーのコクが生み出す余韻にどっぷりと浸りたい。

 

香港で食される長粒米のパリパリ感に、日本人好みのモチモチ感を味わえるよう、タイのジャスミンライス9割と魚沼のコシヒカリ1割を独自にブレンドするというこだわりが隠されている「北海道産花咲蟹の卵白炒飯 干し貝柱と脆米のアクセント」。

 

 

 

 また、干し貝柱や揚げ米、花咲蟹や松の実を合わせた「北海道産花咲蟹の卵白炒飯 干し貝柱と脆米のアクセント」には、ハイボールをペアリング。サクサク、モチモチ、カリカリ、ふわふわ……ざまざまな食材が生み出す食感と香りを、ハイボールの炭酸が際立たせ、すっきりさわやかな余韻を残してくれる。

 

 最後のデザートにペアリングされるのは、冷えたニート。パパイヤを半分に切った見た目を再現した「センス」オリジナルデザート「焼きパパイヤに詰めたジャスミンカスタードと黒タピオカ」のほのかに香る爽やかなジャスミンの香り、そして甘さ控えめなカスタード、タピオカのもちもち食感、そしてパパイヤのフレッシュでさっぱりした味わいと、適度に冷えたウイスキーがコースの終わりを見事に締めくくる。最後の最後までウイスキーの香りを存分に楽しめる、粋なセレクトである。

 

 

 

 

 他にも、前菜にはシャンパーニュ、アオリイカの馬来盞炒めやジャスミン茶でスモークした鳩の香り揚げには、いま注目の中国ワインの白と赤がペアリングされる。

 

 同コースは、8月28日(日)までの期間限定での提供。まったく新しいペアリング体験を、この機会にぜひ。

 

 

オリジナルウイスキー特別ペアリングディナー

場所:37階 広東料理「センス」

期間:〜2022年8月28日(日)※要予約

時間:17:30~21:00(20:00 L.O.)

料金:¥40,700(8品のコース料理/内7品ドリンクペアリング付き)/¥35,200(8品のコース料理/内4品ドリンクペアリング付き)(共に税込サ別)

 

TEL. 0120-806-823(レストラン総合予約 9:00~21:00)

Eメール:motyo-fbres@mohg.com

www.mandarinoriental.co.jp/tokyo/nihonbashi/fine-dining/restaurants/cantonese-cuisine/sense