SANDERS: A LASTING FOOTWEAR LEGACY

英国最後の靴遺産
“サンダース”

Wednesday, January 27th, 2021

1873年に創業したサンダースは、創業当時から同じ町=ラッシュデンでハンドメイドの靴を作り続けている。

家族経営でありながら、伝統的なデザインは、世界中がスローペースになっている今の時代にぴったりだ。

 

 

by freddie anderson

 

 

 

 

 最も重要で、ふたつとないクラフツマンシップは、実は地味な環境の中に埋もれていることが多い。

 

 例えば、ルイジ・ベビラッカは、ヴェネツィアで最後のベルベット商人として、高級美術品のような生地を供給している。それはワシントンのホワイトハウスにも飾られているほどだ。

 

 また、ロンドンの古く目立たない路地で営業しているのは、王室御用達の銀細工師、グラント・マクドナルドだ。彼の作品には、バーレーン王室のために制作された、金張りのシルバー製“碧岩の鷹”などが含まれている。

 

 世界の靴製造の中心地であるノーサンプトンの町には、ジョン ロブやエドワード・グリーンのような有名ブランドがひしめき合っている。

 

 しかし、ノーサンプトンからは少し離れているが、靴作りで有名な郡内の町、ラッシュデンにも良心的靴メーカー、サンダース社がある。あまり知られていないが、家族経営の会社で、本当に立派な仕事をしている。

 

 

 

 

 

 サンダース&サンダース社(当初の名前はサンダース・ブラザーズ)は、ノーサンプトンシャー、ラッシュデンの兄弟、ウィリアムとトーマス・サンダースによって1873年に設立された。

 

 サンダース社の靴の需要が急上昇したのは第 一次世界大戦の勃発によってだった。彼らはいまだに軍との緊密な提携を持っており、世界中にミリタリー・シューズを納めている。最盛期には、1週間に6000足ものアーミーブーツを生産していた。

 

 

Black Grain Leather Kelso Derby Boot Milkshake Suede Unlined Marvin Chukka Boot
Black Grain Leather Kelso Derby Boot

$ 310

Milkshake Suede Unlined Marvin Chukka Boot

$ 240

 

 

 行軍用、騎兵隊用、デザートブーツなど、軍人のために作られた靴は、世界中のいたるところで人気があった。第一次世界大戦後、ビジネスは活況を呈していたが、ある日、悲劇が起こった。兄弟がガーデンパーティを開いている最中、工場から煙が上がっているのが見えた。工場で壊滅的な火災が発生したのだ。

 

 そんなひどい災厄に見舞われても、兄弟は靴業界から離れようとはしなかった。火災後まもなく、彼らは新しい工場を建設し、今日に至っている。

 

 

チャッカブーツを履くスティーブ・マックイーン。

Brown Brogue Cheltenham Derby Boot Brown Suede Hi-Top Chukka Boots
Brown Brogue Cheltenham Derby Boot

$ 320

Brown Suede Hi-Top Chukka Boots

$ 230

 

 

 

 サンダースはこの10年で“ルネッサンス”を迎えた。クラフツマンシップへの揺るぎないこだわりが評価され、今や極東をはじめ、世界中のラグジュアリー・マーケットで支持されているのだ。

 

 映画『007スペクター』(2015年)の最後のアクションシーンでは、ジェームズ・ボンドがタバコ・スエードのハイトップ・チャッカブーツを履いている。主演のダニエル・クレイグは、ショップにて、サンダースの靴を複数購入していることが知られている。

 

 また、往年の映画スター、スティーブ・マックィーンもサンダースのファンだった。彼はその製造する機械が、サンダースによって贖われていたハットン社のチャッカブーツを着用していた。

 

 この度THE RAKEは、サンダース社のシューズを皆様にご紹介できることに、大きな喜びを感じている。

 

 

 

 

 チャッカブーツは、タンとモスグリーンのほか、ブラウンとブラックの伝統的な色調で展開されている。スエードの多様性のおかげで、リラックスしたスタイルからフォーマルなスタイルまで幅広く対応できる。もう少し都会的なモデルとしては、タバコ・スエードの“バーティ”チャッカブーツや“マービン”モデルなどがある。

 

 雪道や水たまりだらけの公園、歩道にぴったりなのが、“ウェリントン”ブーツだ。この頑丈な靴は、あなたのワードローブに加えて損のない一足だ。

 

 

Navy Suede Hi-Top Chukka Boots Walnut Grain Leather Kelso Derby Boot
Navy Suede Hi-Top Chukka Boots

$ 230

Walnut Grain Leather Kelso Derby Boot

$ 310

 

 

 頑丈でがっちりとした形をしているが、細部にまでこだわった“チェルテナム”ダービーブーツは、マーケットで最も快適で実用的なブーツのひとつだろう。

 

 名前の通り、これらのブーツは、高貴な人々が集まるロイヤル・ホース・レーシングに行くのにぴったりかもしれない(もし招待状を受け取ったならば、だが)。

 

 

 

 

 登山用に作られたようなデザインは、街を散策するにも実にスマートだ。昔、山登りが好きな地理の先生が、こんな靴を履いていた。

 

 サンダースの靴は、非常に汎用性が高く、快適だ。カジュアルにもセミフォーマルにも対応できる本格的な仕上がりになっている。もしワードローブに加えれば、毎日履くことができるだろう。

 

 ノーサンプトンの緑豊かな風景の中から、多くの靴製造会社が姿を消してしまった。しかし、サンダースはラッシュデンを去らず、長い年月を生き延びてきた。長生きの理由は、一貫して高品質の靴を生産してきたからだろう。

 

 

Black Suede Hi-Top Chukka Boots Tobacco Suede Unlined Marvin Chukka Boot
Black Suede Hi-Top Chukka Boots

$ 230

Tobacco Suede Unlined Marvin Chukka Boot

$ 240

 

 

 サンダースは、偉大な靴ブランドだが、TheRake.comがセレクトしたダービーとチャッカブーツは、おそらく私たち今直面しているライフスタイルにもぴったりだ。

 

 これだけの内容にもかかわらず、非常にリーズナブルな価格なのは驚くべきことだ。それもこのブランドが、多くの人々から長く愛されてきた理由なのだ。

 

 

ブランドページ

 

 

Black Suede Gibson Shoe Tobacco Suede Apron Derby Boot
Black Suede Gibson Shoe

$ 215

Tobacco Suede Apron Derby Boot

$ 345