Reno De Paoli Interview
イタリア高級リゾートの名を冠した
世界一エレガントなフェラーリ
February 2018
フェラーリ・ジャパン&コリア 代表取締役社長
リノ・デパオリ インタビュー
text kentaro matsuo
Reno De Paoli リノ・デパオリ
1980年、カナダ生まれ。英国、米国、イタリア、UAE、中国など、8カ国での在住経験を持つ。2014年5月より、フェラーリ・ジャパン代表取締役社長に就任。フェラーリ・ジャパン設立以来、最年少の社長であった。2015年9月には日本に加えて韓国市場をまとめるジャパン&コリア代表取締役社長に就任。趣味はアイスホッケー、二児の父。
昨年創立70周年を迎えたフェラーリは、注目のクルマを次々とリリースし、、ますます人気を博している。ここ日本においても、2017年は過去最高の売上げを記録し、スーパースポーツの雄として君臨している。そんなフェラーリのラインナップに、また一つ魅力的なニューカマーが追加された。フェラーリ ポルトフィーノである。
“ポルトフィーノ”とは、イタリア地中海沿岸に位置する港町の名だ。世界中のセレブが集まる超高級リゾートとして知られている。町の持つエレガントなイメージが、リトラクタブル・ハードトップを持つ2+2という、このクルマにぴったりだったため、名付けられた。
そんなポルトフィーノの魅力について、フェラーリ・ジャパン&コリア代表取締役にして、自らもエレガントな佇まいを持つ、リノ・デパオリ氏に伺った。
「昨年のワールド・プレミアは、ポルトフィーノで行われたのですが、まさにこのクルマに相応しい場所だと感じました。小さな町全体に“慎ましやかなエレガンス”が漂っているのです。リトラクタブル・ハードトップを開けて、海沿いの道を風に髪をなびかせながら走るのは、素晴らしい経験でしょう。われわれのトップカスタマーの方々にも、大好評を頂きました」