HAT OF CAIN: HEAD TO THE TROPICS

トロピカルへの招待
ハット・オブ・ケイン

May 2020

 

「興味深い人々と出会い、美しい製品を提供できるようになりました。誰かがそれを着たときに、彼らは少し素敵になり、自信がつき、カッコよくなります。私は信じられないほど、満ち足りた気分になります」

 

 ハット・オブ・ケインを設立するにあたり、「私たちの目標は、高品質のパナマハットをリーズナブルな価格で提供すること。そして同時に、そのクラフツマンシップ、およびスタイルとフィット感について、人々に教えることでした」と語る。

 

 

 

 ケインのパナマ帽は、ケインが長年にわたって関係を築いてきた、エクアドルの信頼できる少数のディーラーから、エクスクルーシブとして輸入されている(The Rakeオンラインでも発売中)。

 

 THE RAKEと、このブランドの関係は、THE RAKEのファウンダーであるウェイ・コーとの個人的な出会いから生まれた。

 

「ある日、ウェイが店にやって来て、どの帽子が最も“レイキッシュ”なのかを話し合いました」とケインは言う。

 

 2人が決めた厳選されたセレクションは、ロックンローラー、キース・リチャーズへオマージュされたものから、フランク・シナトラにちなんで名付けられたもの、カサブランカのボガートをイメージしたモデルまでさまざまだ。もちろんとてもクラシックなハット“ザ・キューバン・パナマ”もある。

 

 

 

 

「私たちは、用途が広く、コーディネイトしやすいと感じた帽子を選びました。リネンシャツでカジュアルに着飾るか、よりフォーマルな仕立てを組み合わせてもいいのです」とケインは述べている。

 

「伝統的なモデルも、ややモダンなものも、すべて揃っています」

 

 ケインは、再び世界旅行が可能となった時、THE RAKEの読者に、シンガポールの東海岸にあるチャーミングなコロニアルスタイルのショップに、立ち寄るよう招待している。1杯のネグローニをおごるよ、と(もし好きなら、1本の“ストージー”も)。

 

 それまでも、ハット・オブ・ケインのパナマ帽を被れば、いつでも熱帯へのアームチェア・トラベリングに出かけることができるのだ。

 

本国版(英語)の記事はこちらから

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