Hakuba Hotel Group × Land Rover

ランドローバーの送迎で
ラグジュアリーに過ごす白馬

February 2023

ウィンターシーズン真っ只中。スキーやスノーボードといったウィンタースポーツとともに、国内で快適に過ごすことのできるラグジュアリーなリゾートを満喫したい。近年は外国人富裕層が日本の良質なパウダースノーを求めて日本を訪れているが、中でも今人気を博しているのが、長野県白馬村だ。

 

 

 

text nobuhiko takagi

 

 

 

上品なレンジローバーでの送迎サービス。雪道の移動も快適だ。

 

 

 外国人に人気のスキーリゾートといえば、まずニセコが挙げられるだろう。ニセコ人気に火をつけたのは主にオーストラリア人であり、その後アジアの富裕層たちが続いたが、そのニセコに飽きたオージーたちが近年、東京や大阪・京都からもアクセスの良い白馬に注目して流れているといわれている。白馬には外国人が経営するホテルや飲食店が急増しており、実際、日本語が通じないというケースにも遭遇するほどである。

 

 外国人観光客は宿泊日数が長い傾向にあり、キッチンや洗濯乾燥機などの設備が整ったコンドミニアムを好む。そのため白馬では近年特に、ニセコと同様、富裕層向けの高級コンドミニアムなどが続々とオープンしている。もちろん、特別なディナーに対応する高級レストランやラグジュアリーなホテルも増えている。これらインターナショナルクラスのリゾートは、日本人にとっても注目のスポットといえるだろう。

 

 

白馬ホテルグループが所有するラグジュアリーアパートメント「ROKA」は、、八方尾根リゾートの咲花ゲレンデの目前。

 

 

 

「⽩⾺ホテルグループ」は、そのムーブメントの中心ともいえる存在だ。2012年に白馬スプリングスホテルを買収して設立された同社は、豪華な設備と快適なサービスを付加して宿泊施設や飲⾷店を展開しており、白馬村最大のホスピタリティ企業へと成長している。今シーズン(2023年3月31日まで)は、英国を代表する老舗自動車ブランド、ランドローバーとコラボレートし、運転手付きのプライベート送迎サービスを展開する。今回はこの送迎サービスを含め、白馬ホテルグループが所有するシャレー「Phoenix」と、隣接するホテル内のレストラン「Mimi’s」を体験した。

 

 

モダンで瀟洒なデザインのPhoenixシャレーは、Phoenixホテルの隣にある。ベッドルームは2部屋あり、大人4名が宿泊できる。

 

 

 

 東京駅から北陸新幹線でおよそ1時間半、長野駅に到着すると、既に外国人観光客が目に付く。もちろん観光の目玉はウィンタースポーツだ。荷物を抱えてここから白馬村へ向かう場合の多くはバスという選択肢になるが、白馬ホテルグループはランドローバーでの送迎となるため、待ち時間なしで快適に移動できる。送迎サービスに利用できるランドローバーは、「ディフェンダー」あるいは「レンジローバー」。いずれも⽩⾺の冬景色にぴったりな、優雅な美学を表現した2台である。

 

 ⾼品質かつ個性的なデザインのオフロードカーに乗り込み、長野駅から白馬村へは約1時間で到着する。もちろん乗り心地は快適そのもの。マッサージ機能付きの暖かいシートに揺られ、ご多分に漏れず眠ってしまえばあっという間だ。送迎ルートの道中では、希望すればコンビニやスーパーマーケットに立ち寄ってもらえるのも嬉しい。なお、このサービスは滞在中何度も利用することができ、白馬の各スキー場(⼋⽅尾根、岩岳、Hakuba 47、五⻯など)や、ウェアやギアのレンタルショップ、レストランなどへの送迎も可能。予約方法は、宿泊施設の部屋に用意されたQRコードからフロントサービスへメッセージを送るだけだ。

 

 

 

Phoenixシャレーのリビングルーム。広々とした空間は床暖房で快適。長期滞在にも便利なキッチンも備わる。

 

 

 今回宿泊したのは、白馬村の中でもラグジュアリーの頂点に立つPhoenixホテルの周囲に位置するPhoenixシャレー。旅行サイトでも常に上位にランクインし高評価を得ている。3種類のシャレーがあり、それぞれ個性的で豪華、かつモダンなデザインだ。

 

 

2部屋あるベッドルームのうちのひとつ。シンプルかつ清潔感のある室内で、照明にもこだわりが感じられる。

 

 

 各シャレーは複数のベッドルームのほか、洗練されたモダンなデザインのキッチンとリビングルーム、バスルーム、また洗濯機などの設備が整っている。床暖房も完備されているおかげで実に快適。コードナンバーによる入室で、オンラインチェックインにも対応している。一方、隣接するPhoenixホテルでは大浴場やサウナ、ジムなどを完備しており、長期の滞在でも申し分ない。

 

 

Phoenixシャレーには複数のバスルームがあり、3世代の家族や複数の友人との滞在にも適している。

 

 

 Phoenixホテルのハイライトはなんといっても「Mimi’s」。白馬エリアNo.1との呼び声高いフレンチイタリアンダイニングで、ラグジュアリーな空間ながらカジュアルに利用できる、予約必須の大人気レストランだ。ここでは、イタリアで修行した日本人シェフによる地元信州の食材をふんだんに使ったシグニチャーコースメニューと、ソムリエの魅力的なワインリストによる至高のマリアージュをぜひ楽しみたい。

 

 

Phoenixホテル内にあるダイニング「Mimi’s」のディナーの一例。シグニチャーコースでは地元で採れた野菜やフルーツのほか、信州産の鹿肉や熊肉、猪肉、黒毛和牛などが堪能できる。

 

 

「Mimi’s」はバーのみの利用もできる。Phoenixホテル&シャレーの宿泊者なら朝食に利用することもできる。アラカルトメニュー1食を選べるほか、コンチネンタルビュッフェが付属する。

 

 

Mimi’s」での朝食の一例、「サーモンエッグベネディクト」。スモークサーモン、アボカド、チーズを添えたライ麦パンのポーチドエッグ。

 

 

 白馬ホテルグループは、このPhoenixホテル&シャレーの他にも多くの宿泊施設を白馬村に所有している。八方尾根スキー場と目と鼻の先には、IoTを活用した最先端のプレミアホテル「The HAPPO」、また咲花ゲレンデの目前には山小屋風レジデンス「ROKAラグジュアリーアパートメント」がある。いずれもランドローバーの送迎サービスはもとより、スキーレッスンやプライベートシェフの手配も思いのままだ。白馬でのラグジュアリーな滞在を約束してくれる。

 

 

 

2021年冬にリニューアルオープンした「The HAPPO」は、白馬の中心地、八方尾根の麓に佇むエレガントなホテル。

 

 

「ランドローバー送迎サービス」

期間:〜2023年3月31日(金)まで

詳細は下記リンク参照。

https://hakubahotelgroup.com/winter/offers/land-rover-shuttle-service/

 

白馬ホテルグループ

TEL.0261-75-5511

Email: bookings@hakubahotelgroup.com

www.hakubahotelgroup.com