BENTLEY NEW BENTAYGA

ラグジュアリーSUVの
最高峰、次章へ

Sunday, October 18th, 2020

ラグジュアリーSUVのパイオニアとして大成功を収めたベンテイガ。

後を追うライバルたちをさらに突き放すべく、大胆なリニューアルが敢行された。

その存在は絶対的である。

 

 

text yasuhisa shimashita

 

 

 

BENTLEY BENTAYGA

ベントレー ベンテイガ

2015年9月のフランクフルト モーターショーで発表されたベントレー初のSUV。今回のフェイスリフトでは内外装デザインを刷新。装備、機能も充実が図られたほか、変更はアナウンスされていない快適性、運動性能も洗練度が高められた。ラインナップは現時点ではV8のみ。続いてW12ユニットを積む“スピード”やプラグインハイブリッドも上陸予定。¥21,428,000(税込)Bentleyベントレーコール Tel.0120-97-7797

 

 

 

 ラグジュアリーSUVの最高峰としてベントレーが2015年9月に発売したベンテイガは、これまでに全世界で実に2万台以上を販売する大ヒットとなった。今回のフェイスリフトは、その成功に刺激されて続々と参入してきたライバルたちを再度突き放し、その存在感を絶対的なものにするのが狙いである。

 

 それにしても、エクステリアにここまで手を入れてきたことには驚かされた。そのデザインは最新のベントレーに共通のコンセプトでまとめられたもの。フロントマスクは、よりワイドかつ直立したマトリックスグリルと、82個のLEDが宝石のように輝く4灯式ヘッドライトが視線を奪う。そしてリアビューには楕円形テールライトを採用。迫力とエレガンスが同居した新たなデザインは、存在感が更に際立つものとなった。

 

 インテリアは、メーターがデジタル化され、センターコンソールにもワイド画面のタッチスクリーンが収められるなど、先進感が一気に高まった。ステアリングホイールのグリップ感が向上していたり収納が増えていたりと、細部にまで配慮が行き届いた空間は、実に居心地が良い。

 

 

インテリアはウイング形状のダッシュボードは踏襲しながら、センターコンソールのデザインを変更。10.9インチワイド画面のタッチスクリーンを採用。メーターも遂にフルデジタル化されている。ステアリングホイールも新デザインとなり、掌にしっくり馴染むようになった。

 

 

 まず発表されたのはV8モデル。4.0ℓツインターボエンジンの最高出力550PSというスペックに変更はなく、シャシーに関しても大きな変更はアナウンスされていない。しかしながら実際に路上へと出てみれば、その走りが格段に洗練度を高めていることは一目瞭然だった。

 

 サスペンションは低速域から動きが更にしっとりとしたものになり、路面の細かなうねりも凸凹も柔らかく包み込む。静粛性も向上していて、快適だった走りが更に寛げるものに進化している。

 

 それでいて、コーナリング時の身のこなしは確実に一体感を高めていて、躍動感ある走りを楽しめるのだから嬉しくなってしまった。このシャシーの調律ぶりは、見事と言うほかない。

 

 スペックは変わらなくとも動力性能は当然、強力無比。しかも単に速いのではなく、ゆったり走らせているときに懐深さ、余裕を感じさせてくれるのが良い。

 

 自らが築いた最高峰の基準を、更なる高みへと押し上げた新しいベンテイガ。ここから、ラグジュアリーSUVの次の章の幕が開くことになりそうだ。

 

 

前後ともにシートを刷新。後席の足元スペースも拡大されている。その後席は3人がけのほかに左右独立の2人がけも選択可能。

 

 

後席タッチスクリーンリモートも新デザインに。空調、マッサージ、オーディオやインフォテインメント等々を手元でコントロールできる。

 

本記事はISSUE36(2020年9月25日発売号)にて掲載されたものです。
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