A RAKISH GUIDE TO TIES
お洒落なネクタイの選び方
March 2020
よりインフォーマルの場合、テクスチャーが重要だ。夏のオプションのひとつは、精錬されていない生糸(ローシルク)で作られたシャンタンだ。リネンに近い、粗く、ざらりとした表面感を持っているが、リネンのように、すぐにシワにはならない。
冬には、ネクタイは仕立て服の素材に合わせるといい。起毛したウール・フランネルや厚手のカシミヤなどだ。
カジュアル・タイの王様はシルクニットだ。 マイルス・デイビスによって有名になったこのニットタイは、タイを締められるどんな状況にもぴったりだ。イタリアのメーカーは、柔らかなコットンやウール・ニット、ダイアゴナルなどのニットタイも成功させているが、絶対的なクラシックは、大剣先がスクエアにカットされた、カリカリしたシルクのニットタイだ。
ネイビーとブラックはすべてに合うが、オリーブ、バーガンディそしてゴールドなどを、ジャケットやカジュアルなスーツと合わせてみてほしい。