Tuesday, August 22nd, 2023

永井酒造が日本酒と川場村の魅力を伝える 完全招待制の複合施設をオープン

 創業137年、世界40の国と地域に日本酒を輸出している永井酒造株式会社が、テイスティングルームと醸造研究所を備えた完全招待制の複合施設「SHINKA〜真価、進化、深化〜」を、蔵を構える群馬県川場村にオープンした。

 五感クリエイターとして活躍する大髙啓二氏がデザインした空間には、人々に愛される同社の日本酒、そしてそれを育むこの地の美しさを感じられるエッセンスが随所にちりばめられている。室内を彩るのは、酒造りの鍵となる水源地の森をイメージして造られた“森の階段”、そしてスパークリング日本酒の泡、日本酒の米や輝き、永井酒造の進化する未来を表現した照明の数々。近くの山林で見つけられた山桜で作られた長さ約5メートルもの特注テーブルや“尾瀬の巨人”と例えられていた樹齢500年を越える貴重な水楢のカウンターも備えられている。川場村が守り続けている美しい田園風景を一望できるバルコニーでは、自然の力を存分に感じるだろう。

 SHINKAは1日1組の利用のみ。利用はグランドオープンを記念して発売された熟成酒3種類「THE MIZUBASHO PURE 2008」「MIZUBASHO VINTAGE 2008大吟醸」「MIZUBASHO VINTAGE 2008」に同封されている招待状記載のQRから申し込める。

 本施設では3種類の日本酒テイスティングに加え、フードプロデューサーのマカロン由香氏が監修した、フレンチベースの「発酵」をキーワードとしたアミューズブッシュ3品のペアリングコース(別料金)を楽しむことも可能。

 

 

 

text: the rake編集部