Thursday, May 31st, 2018

世界が注目する
日本のウェルドレッサー

メンズクラシックの世界に多大なる影響力をもった
日本人の存在も忘れてはならない。
ときにトレンドを牽引し、ときにトレンドそのものを生み出す存在だ。
text yuko fujita photography jun udagawa

鴨志田 康人 Yasuto Kamoshita / United Arrows
1957 年生まれ。ビームスを経て、89 年にユナイテッドアローズの設立に参画。2004 年からクリエイティブ ディレクター。07 年、自身のブランド「Camoshita UNITED ARROWS」を始動。ピッティ ウォモにも出展している。

ビスポークのスーツをここまで自然体でカジュアルに着こなせる人はそうはいない。氏が手がけている「Camoshita UNITED ARROWS」は今や世界的ブランドとなり、Mr.Porterでも購入できるほか、The Rake Onlineでの取り扱いも始まる。

世界に誇るニッポンの“カモシタ”

 5年前に仕立てたリヴェラーノ&リヴェラーノのコットンギャバジンスーツにさりげなくモックネックになっているスティーブン アランのボーダーニット、足元はクラークスのデザートブーツという、力が抜けていながらもとてもエレガントな装い。クラークスをこうも品よく履けるなんて、目からウロコである。最近はカジュアルに着られるスーツを提案していきたいという思いが強く、自身でもそのスタイルを模索中だそう。
「私の仕事は新しい提案を考えることですから、自分のスタイルに固執するというよりは、新しい着こなしを常に考えています。ただ、その中で自分らしくありたいなというのはあります。本当は自分の中にこれだというスタイルはあるのですが、そこに執着してしまうと仕事が先に進まなくなってしまいますからね(笑)」
THE RAKE JAPAN EDITION issue 21
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