President of Audi Japan K.K. PHILIPP NOACK —Interview—
THE FUTURE OF AUDI “e-tron GT”
アウディが描く、ラグジュアリーな未来
July 2021
photography hirohiko mochiduki
カーガイであるのはもちろんのこと、ジョギングやフットボールなどスポーツマンである傍、ファッションにも強い興味を抱いているノアック氏。インタビュー時もジョンロブやロレックスなどへの強いこだわりを語ってくれた。
日本に来られてからのクルマ事情に関して感想はありますか?
「日本車のことはよく知っています。昔から接する機会もありました。トヨタ、スバル、三菱など。スバルのファンでもあります(笑)。なので、日本のメーカーのクオリティが高いこともあり、われわれは商品となる車はもとより、あらゆるお客様との接点で、高い水準のサービスを提供することを方針として定めました。“顧客第一主義”とディーラーでの“オペレーション・エクセレンス”、要するにアウディでなければ提供できないお客様が満足するサービスを考えました。そのためにディーラートレーニングも入念に行っています。日本のマーケットをしっかり理解し、それに合わせた対策を打ったわけです」
それではここからアウディについてお伺いします。現在、そして近未来のアウディについて発信したいことを教えてください。
「お客様に伝えたいのは既にアウディは未来に向かって歩んでいることです。それは電動化のことで、プレミアムブランドの中で我々は真っ先に完全なEVを2モデル市場導入したわけですが、3車種目も間も無く投入する予定です。そしてもちろんディーラーもその準備を済ませています。それとここ“Audi House of Progress Tokyo”でも、アウディは近未来にこういうことをやっていきますというメッセージを発信しているのです」
本記事は2021年7月26日発売号にて掲載されたものです。
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THE RAKE JAPAN EDITION issue 41