“Machi-Chuka” at Janu Tokyo
ジャヌ東京で“町中華”を堪能!ラグジュアリーホテルの常識を覆す夏の新提案
Wednesday, July 30th, 2025
麻布台ヒルズにあるジャヌ東京の人気ダイニング「虎景軒(フージン)」で、“町中華”をテーマにした夏限定プラン「町中華 at Hu Jing」がスタート。青椒肉絲やバンバンジー、麻婆豆腐、冷やし中華など、誰もが親しみのあるメニューが揃い、大人数でわいわい囲みたくなる内容です。ひと足先に体験してきたので、レポートします!
想像を超えるようなサプライズをくれる人って、魅力的ですよね。これはホテルやレストラン、バーについても、それは同じだと個人的に感じています。「まさか、こんな取り組みを?」と思わせてくれる場所からは、やはり目が離せなくなります。
今回ご紹介するジャヌ東京も、まさにそんなホテルのひとつ。昨年3月の開業以来、約4,000㎡の広大なウェルネス&スパ施設や東京の“本物の職人”と繋がることができる盆栽や組紐体験、日本の素材を中心に作られたジャヌオリジナルのリテールアイテムを取り揃えたブティック、さらには松山智一氏本人とのトーク付きアートツアー+ディナーを楽しめる「ナイトミュージアム」を開催するなど、さまざまな取り組みを次々と展開してきました。そんな同ホテルがこの夏限定で打ち出したのが、“町中華”をテーマにしたユニークなダイニング企画です。
本プランでは、コースまたはアラカルトから好みに合わせて選ぶことができます。コース「華町コース」では、お通し、前菜、好みのメイン(2品)、締めの冷やし中華といった町中華メニューに加えて、名物の北京ダックロールや本日のスープといった、アラカルトにはないメニューも楽しめます。
気になるアラカルトの全ラインナップは次のとおりです。
・胡瓜とセロリ パクチーの黒酢和え(¥2,200)
・ピータン豆腐(¥2,200)
・黒バンバンジー(¥2,800)
・ウンパイロー金華豚の湯引き 特製甘辛ソース(¥2,800)
・地養鶏のユーリンチー ナンプラー風味の特製薬味ソース(¥2,800)
・鶏肉とカシューナッツ炒め 蓮の葉の香り(¥2,800)
・大豆ミートのチンジャオロース(¥2,800)
・挽きたて花山椒のマーボー茄子(¥2,800)
・ふわトロかに玉(¥2,800)
・春巻(2ピース¥1,000)
・肉シューマイ(2ピース¥1,000)
・虎景軒謹製 クラシックな五目冷やし中華(¥3,200)
・ごろごろ煮豚と分葱 レタスの炒飯(¥2,800)
「ピータン豆腐」(¥2,200)
「黒バンバンジー」(¥2,800)
さすがはジャヌ東京。3層仕立てのピータン豆腐は、きゅうりと和えた豆腐の上に、細かく刻んだピータンをのせたもの。見た目も食感も楽しく、シンプルながら工夫の詰まった一品です。バンバンジーには黒胡麻を使用することで、香ばしさがより際立っています。
さらに、チンジャオロースに“大豆ミート”を使用している点もユニークです。海外のゲストからも支持が高い同ホテルならではの、ビーガンの方も楽しめる工夫が凝らされています。
また、「ふわトロかに玉」には、隠し味にコブミカンのオイルをプラス。タラバガニやエビの旨味に、ほんのりエスニックなニュアンスが重なります。
「虎景軒謹製 クラシックな五目冷やし中華」(¥3,200)は、コースの締めにも登場する。
締めの「冷やし中華」は、具沢山でやや太めの麺が食べごたえ抜群。さらに、瓶ビール用の小さなグラスには「フージン」のロゴが刻まれており、こうした細やかな演出からもホテルの本気度が窺えます。
さらにコースを選ぶゲストには、ドリンクプランも充実。町中華らしい瓶ビールやハイボールはもちろん、敏腕ソムリエがセレクトしたナチュラルスパークリングやナチュラルワイン、こだわりのウーロン茶やジャスミンティーを使った酎ハイ、ソフトドリンクまで楽しめる「華町フリーフロー」や、これらのなかから好みの2杯を選べる「ちょい飲みセット」も用意されています。
最上級のサービスと空間の中で、肩肘張らずに町中華を囲むひととき──。そんな体験ができるのは、きっとこの夏だけ。気の置けない仲間と、思い出に残る夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。
広々とした店内の中央にはライブキッチンが鎮座。中国料理店の活気も感じられる。大人数でテーブルを囲むことのできる大きな丸テーブルやロングテーブルも。
ジャヌ東京「虎景軒(フージン)」
www.janu.com/janu-tokyo/ja/experiences/dining/
筆者 トッキー(時田幸奈)/ Yukina Tokida
THE RAKE日本版のシニアエディター兼ウェブディレクター。














