THE WORLD OF TROUSERS

イタリア? 英国? アメリカ?
トラウザーズの選び方

Saturday, March 28th, 2020

トラウザーズのカットは、国によって大きな違いがある。

そこであなたのスタイルの選択は、より注意深く考えるべきである。

 

by christian barker

 

 

キット ブレイクによるビスケットベージュ・プリーツ・ウールフランネル・アレクサンダートラウザーズ。photo by Rikesh Chauhan

 

 

 ニュースを見ると、この世界では、国際紛争や分裂が日ごとに悪化しているのがわかるだろう。しかし、少なくともサルトリアルの世界では、ある程度のコンセンサスが得られているのは心強いことだ。

 

 最近、テーラーリングにおける3つの主流−−アメリカ、イギリス、イタリアの間では、上着の形状の違いが、かつてよりはるかに少なくなった。ほとんどのテーラーでは、ウエストがスリムで、強くかつ最小限のパッド入りの肩を持つ、Y字型のシルエットが望ましいとされている。

 

 しかし、トラウザーズでは、地域差が残っている。イタリア人は、脚にフィットし、ノーブレイク、短めの丈で、派手な靴下や、彼らの金色に日焼けした“地中海色”の足首を大胆に見せている。

 

 

 イギリス人は、イタリア人よりもすらりとした建築的なフィット感を好む。イタリア式よりたっぷりとしているにもかかわらず、ブレイクは最小限で、裾がシングルの場合、踵へ向かって斜めにカットされているモーニングカットになっている場合が多い。

 

 一方、アメリカ人は伝統的に、より大きなブレイクのあるフルカットのプリーツパンツを好んでいた(そのため、オスカーのレッドカーペットでは、いまだに長すぎるトラウザーズが多いのだ)。

 

 どれが最も優れているとは断言できないが、一般的にいえば、イタリア式は、スリムな男性を引き立たせ、英国スタイルは、スリムまたは平均的な体格の男性に向いており、アメリカのカットは、平均または大きめの体格の人に適している。アスリート体型の人は、そのすべてが似合うだろう。

 

 

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